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クレメジン速崩錠?
公開. 更新. 投稿者:腎臓病/透析.この記事は約1分7秒で読めます.
6,313 ビュー. カテゴリ:クレメジン速崩錠
メーカーから「クレメジン速崩錠500mg新発売のご案内」がきた。
いつの間に、そんなものが出ていたのか。2018年1月16日に新発売されていた。
このクレメジン速崩錠は、クレハ独自の技術により製剤化され、服薬ボリュームを大きくすることなく、また、少量の水で速やかに崩壊しながらも口腔内での拡散は抑えることで、これまでクレメジンの服用が困難であった患者さんの服用性を改善し、服薬アドヒアランスの向上につながることが期待されるとのこと。
クレメジンの1回あたりの服用量は2グラムですが、1錠の用量が500mgなので、1回4錠でOK。クレメジンカプセルの場合、1カプセル200mgなので1回10カプセル服用する必要がありました。
かなり飲みやすくなっているような気がする。
ちなみにクレメジン速崩錠はOD錠ではありません。
唾液だけで飲もうとするのは困難です。水で飲みましょう。
錠剤の大きさは直径15mm、厚さ7.4mm、重さ540mgとかなり大きめの錠剤。崩壊させずに飲むとすると、のどに引っ掛かりそう。水で崩壊させながら飲み込む感じでしょうか。
クレメジンの薬価は2018年2月現在、
クレメジン細粒 93.3円/g 1回あたり186.6円
クレメジンカプセル 19.1円/カプセル 1回あたり191円
クレメジン速崩錠 47.8円/錠 1回あたり191.2円
と、いずれも大差はない。
クレメジン細粒はジェネリックに全部切り替えましたが、今後処方が速崩錠に変更になりそうな予感。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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1 件のコメント
先月初回の処方が来て、水で口内で崩壊させて、とありましたのでその様に指導しましたが、まだリターンが来てません。
お会計が800円かそこら高くなったので、モノが同じならクレメジンのジェネリックに戻りそうな気がしてます。