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習慣性医薬品であって向精神薬で無いもの
公開. 更新. 投稿者:薬局業務/薬事関連法規.この記事は約1分21秒で読めます.
4,807 ビュー. カテゴリ:習慣性医薬品とはなんぞや
医薬品の規制区分に「習慣性医薬品」という分類がある。
添付文書には、「注意-習慣性あり」との記載がある。
「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の第50条第11号には、以下のように書かれている。
(直接の容器等の記載事項)
第五十条 医薬品は、その直接の容器又は直接の被包に、次に掲げる事項が記載されていなければならない。ただし、厚生労働省令で別段の定めをしたときは、この限りでない。
十一 習慣性があるものとして厚生労働大臣の指定する医薬品にあつては、「注意―習慣性あり」の文字
規制としてはこれだけである。
業務上特に、習慣性医薬品であるか無いかということは意識したことがない。
ちなみに、習慣性医薬品ではあるが、向精神薬ではない、という薬には、
ベルソムラ
リスミー
ルネスタ
フィコンパ
などがある。
フィコンパ?新しい抗てんかん薬である。
また、向精神薬ではあるが、習慣性医薬品ではない、という薬には、
セルシン
コントール
エリスパン
コンサータ
コンスタン
セニラン
セパゾン
セレナール
ソラナックス
ダイアップ
デパス
ベタナミン
メイラックス
メンドン
モディオダール
ランドセン
リタリン
リボトリール
リーゼ
レキソタン
レスミット
ワイパックス
けっこうありますね。
「1971年12月27日に厚生省は精神安定剤すべてを指定医薬品に指定した。」習慣性医薬品 – Wikipedia
って書かれていますが、全ての精神安定剤が習慣性医薬品ということでも無いようだ。
あまり意味の無さそうな規制ですが、ベルソムラやフィコンパなど、新しい薬も習慣性医薬品として指定されているので、習慣性、依存性には特に注意すべき薬ではあります。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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