更新日:2017年1月5日.全記事数:3,096件.今日の勉強

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バナンとマグネシウムの相互作用?


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バナンとマグネシウム、アルミニウム

バナンと下剤のマグネシウムや、胃薬のアルミニウムには相互作用があり、併用注意となっています。
2015年6月に新しく相互作用の記載が追記されました。
知りませんでした。勉強不足でスミマセン。

薬剤名等 アルミニウム又はマグネシウム含有の制酸剤
臨床症状・措置方法 本剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。
機序・危険因子 機序は不明であるが、本剤の吸収が阻害されるとの報告がある。

アルミニウムやマグネシウムなどの金属カチオンとの相互作用といえば、キレートを作るニューキノロンやテトラサイクリンが有名で、セフェム系だとセフゾンが有名ですが、その他の薬についてはあまり気にしたことがありませんでした。

バナンの相互作用に以下の記載がみられる。

医薬品金属カチオン
シプロキサンAl、Mg、Ca
クラビットAl、Mg、Fe
ミノマイシンAl、Mg、Ca、Fe、ランタン
バナンAl、Mg
セフゾンAl、Mg、Fe
ジスロマックAl、Mg
パリエットAl、Mg
ウルソAl
アレグラAl、Mg
ガバペンAl、Mg

高齢者における使用頻度の多い酸化マグネシウムとの相互作用には注意する必要がある。
抗生剤と下剤の併用では、下痢に注意を促すことが多いが、抗生剤の効果減弱にも気をつける。

セフゾンと制酸剤(アルミニウム又はマグネシウム含有)の相互作用については、添付文書の併用注意に、
「本剤の吸収が低下し、効果が減弱されるおそれがあるので、本剤の投与後2時間以上間隔をあけて投与する。」
と記載されているので、それに準じてバナンとも2時間程度開ければ問題ないと思われる。

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