2019年2月20日更新.3,370記事.5,924,009文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

記事

バクタは葉酸代謝拮抗薬?

スポンサーリンク


バクタとリウマトレックス

リウマトレックス(メトトレキサート)は葉酸代謝拮抗薬。
代謝拮抗薬と聞くと、抗がん剤の一種で、メトトレキサートも抗癌剤として使われることがある。

で、このリウマトレックスとバクタが併用注意になっていますが、その理由として、

両薬剤の葉酸代謝阻害作用が協力的に作用するためと考えられている。

バクタにも葉酸代謝阻害作用があるらしい。

バクタと聞くと、抗菌薬の一種としか思い浮かばず、具体的な作用機序を知りませんでした。

バクタはST合剤とも呼ばれる、スルファメトキサゾールとトリメトプリムの合剤です。
作用機序は、

スルファメトキサゾールは微生物体内での葉酸生合成を阻害し,トリメトプリムは葉酸の活性化を阻害して抗菌作用を示す。両薬の併用により細菌の葉酸代謝の連続した2ヵ所を同時に阻害するため相乗的な抗菌作用の増大が認められる。

サルファ剤のアプシードにはメトトレキサートとの相互作用などは書いてない。

ST合剤だとダメなんだな。

スポンサーリンク

フェニトイン服用中に胃癌発覚し体重減少 対処法は?

IMG_0670
薬剤師

60歳男性。交通事故による外傷にてフェニトインを服用しながら外来通院をしていたが、定期検診で胃がんを指摘された。進行が速く急激に栄養状態も低下している。入院時に58kgあった体重が現在50kgに低下し、アルブミン値も4.4g/dLから2.7g/dLに低下した。フェニトインの血中濃度を測定したところ、以前は12.3mg/Lあったものが8mg/Lまで低下している。どのような対処が必要となるか。
A. 血中濃度が低下しておりフェニトインを増量する
B. 低アルブミンにより遊離型濃度が増えているので減量する
C. 血中濃度は低下しているが、低アルブミンにより遊離型の比率が上昇しているため、遊離型濃度は変わらないことから投与量はそのまま

先生

答えは↓

コメントを書く

カテゴリ

プロフィール

yakuzaic
名前:yakuzaic
出身大学:ケツメイシと同じ
生息地:雪国
好きな言葉:三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう byカルテット

人気の記事(月間)


リンク

にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ

SNS

検索


スポンサーリンク