更新日:2016年2月13日.全記事数:3,118件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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液体窒素でイボ取り?


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液体窒素

皮膚科を受診した患者さんが液体窒素イボを取ってきた、という話はよく聞きます。
ゲンタシン軟膏だけ処方されていたりします。

液体窒素でウイルスをやっつける、というイメージだけで、具体的なことがわからないので調べてみる。

液体窒素療法とは、簡単に言ってしまえば《凍結》と《融解》を繰り返す治療法です。

具体的には、マイナス196℃にも達する超低温の液体を綿棒などに染み込ませ、ウイルスに冒されている患部を急激に冷やす(低温やけど)ことで皮膚表面の異常組織を壊死させます。

すると、壊死した異常組織下の皮膚が細胞分裂をはじめるため、新たな皮膚が再生してきます。

このように、凍結と融解を繰り返すことで基底細胞(表皮の一番奥にある層)に感染しているウイルス(つまり〝いぼ〟の芯)を徐々に上へ押し上げ〝いぼ〟の原因を絶つことから《冷凍凝固療法》とも呼ばれています。

皮膚表面に盛り上がっている大半の〝いぼ〟に対しては、この治療法が可能であり、液体窒素を使った〝いぼ〟取りは、医療機関でも広く一般的に行われている効果的な治療法ですが、超低温の液体を患部に押し当てるため、激しい痛みを伴う…といった点が患者にとっては大きなネックとなっているようです。

先にも軽く触れましたが、ウイルス性の〝いぼ〟は基底細胞に感染していることも多く、皮膚表面の組織を壊死させる液体窒素療法では、一度の治療で完治するケースは稀であると思ってください。

そのため、液体窒素療法は、定期的に複数回治療を続けることになりますが、この痛みに耐え切れず、治療途中で断念してしまう方も少なくありません。 いぼ(イボ)は液体窒素で取るべきか! 液体窒素療法の効果と落とし穴

かなり痛いようです。

しかも、1回の治療では済まないことも多い。

イボ程度なら我慢するか、となるかもな。

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