更新日:2015年10月22日.全記事数:3,190件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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浣腸を座って使っちゃダメ?


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浣腸の使い方

浣腸の使い方について聞かれることがあります。
ケツの穴に入れて入れればいいだけだろ、と思うのですが聞かれることがあります。

・まず体温程度に温めます。
・キャップに潤滑剤がついているので挿入しやすくなっています。
・挿入する姿勢は座った状態ではなく、横たわった状態で。
(座位で使うと、チューブの先端が直腸壁にぶつかり、直腸粘膜を傷つける恐れがあります。)
 乳児の場合は、あおむけにし、両足をもちあげる、オムツ交換のときの姿勢で。
・小児の場合チューブ挿入の目安は3~4cm
・成人の場合チューブ挿入の目安は5~7cm
・途中で挿入できなくなった場合は無理に挿入しないでください。
・ストッパーがついていますが、ストッパーは肛門内まで挿入しないでください。
・肛門部をティッシュ等で押さえ、便意が強まってから排便させるようにしてください。

以上、くらいかな。
説明しようと思うと色々話すことはあります。
でも、イチから説明してもあまり覚えてないことも多いのでポイントだけ。
トイレで浣腸しようとする人は多いので、座位で使用しないように注意する。
あと、焦って急速に注入しようとする人も多いので、急速に注入するとその刺激で浣腸液だけ排泄されることになるので、60mLあたり20秒以上かけてゆっくりと注入する必要がある、ことを伝える。
そのくらいかな。

浣腸を入れる量はどのくらい?

グリセリン浣腸の量には30mLから150mLまで幅広くあります。
一般に売られているものは30mLが多いようなので、それに比べると医療用のものは量が多いです。
用量に決まったものはありませんが、1mL/kgぐらいが適当でしょう。
一気に全量を入れることはできないので、少しずつ入れていきますが、本人の表情を見て、苦しそうになってきたら止める。
そして、何分かこらえてもらって、トイレにダッシュ。

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名前:yakuzaic
職業:管理薬剤師
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