更新日:2016年12月21日.全記事数:3,091件

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睡眠薬と抗不安薬の違いは?


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睡眠薬と抗不安薬の違いは?

抗不安薬(安定剤)が睡眠薬として処方されることは多い。
患者さんの中には、「睡眠薬じゃないんでしょ?」と安定剤であることに安心する人もいれば、「安定剤って精神安定剤のことでしょ?」と抗不安薬に対して不安に思う人もいる。

いずれも同じベンゾジアゼピン受容体に働くわけで、大きな違いは無い。
なるべく誤解の無いように説明したいが、その誤解がプラスに働いている場合は、私は誤解させたままにしておく。

睡眠薬と多くの抗不安薬は、ともにベンゾジアゼピン(複合体)受容体にはたらくことでリラックスさせる作用をもっています。
その作用のうち、「催眠作用」が強いか「抗不安作用」が強いかというバランスの違いで、「睡眠薬」と「抗不安薬」とに別れています。

精神科以外でもよく処方されるエチゾラム(デパス)は抗不安薬に分類されますが、実際には睡眠薬のような使われ方をしていることが多いようです。

このように、睡眠薬と抗不安薬は微妙なバランスの違いによって分類されているのです。

睡眠薬が効く理由は抗不安作用?

従来の睡眠薬は抗不安作用を有しているため、不眠が改善しても、それが睡眠に対する直接的な効果なのか、不安が抑制されて寝つきがよくなったのかが不明でした。

もちろん、交感神経が優位になっている方に抗不安作用を持つ睡眠薬を用いるのも有効ですが、睡眠の導入そのものがうまくいかない方には、睡眠そのものに働きかけるというのがラメルテオンの特徴です。

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