2019年2月20日更新.3,370記事.5,924,009文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

記事

ナウゼリンの用量は6歳より5歳のほうが多い?

スポンサーリンク


ナウゼリンの小児用量

ナウゼリンの小児用量は、海外の用法・用量を参考に実施した臨床試験に基づいて設定されています。

小児には1日1~2mg/kgを投与することとなっています。しかしこれでは、体重30kg以上になると、成人の1日最高投与量60mgを超えてしまいます。

このことが懸念され、6歳以上では1日用量が1mg/kgを超えないように制限されました。
さらに再審査の結果、成人の1日用量を考慮して、小児に対する1日投与量の上限は30mgとなった。

なお、成人にはドンペリドンとして1日30mgを投与するが、患者の体重を65kgとして体重当たりの用量を算出すると0.46mg/kgとなり、小児の方が体重当たりの用量が多い。
これは、小児は成人に比べて細胞外液量の比率が高く、分布容積が大きいので、成人と同じ薬物濃度を得るには体重当たりの用量を多く設定する必要があるからである。

ナウゼリンの用量は成人より小児のほうが多い?

成人にはナウゼリン1日30mgを投与しますが、患者の体重を65kgとして体重あたりの用量を算出すると0.46mg/kgとなり、小児の方が体重あたりの用量が多いです(1~2mg/kg)。

これは、小児は成人に比べて細胞外液量の比率が高く、分布容積が大きいので、成人と同じ薬物濃度を得るには体重あたりの用量を多く設定する必要があるからです。

タミフルは1歳未満のほうが用量が多い?

ナウゼリンの場合、上記のように5歳のほうが6歳よりも用量が多いという逆転現象が見られることもありますが、そのような逆転現象が表れる薬がほかにもある。
タミフルの場合、1歳未満の新生児、乳児では3mg/kgの用量であるが、1歳以上になると2mg/kgになるので、1歳未満のほうが1歳よりも用量が多いという逆転現象が見られることがあります。

タミフルの用量

幼小児の場合
2mg/kg(ドライシロップ剤として66.7mg/kg)

新生児、乳児の場合
3mg/kg(ドライシロップ剤として100mg/kg)

スポンサーリンク

腎機能により投与量を変更すべき循環器用薬は?

IMG_0670
薬剤師

日本腎臓病薬物療法学の「2018改訂31版腎機能低下時に最も注意の必要な薬剤一覧」の中で、腎機能によって投与量を変更する必要がある薬剤としてあげられている循環器用薬はどれか。下記の中から2つ選べ。
a. ジゴキシン(商品名:ジゴキシンKY錠等)
b. ミルリノン(商品名:ミルリーラK注射液等)
c. ロサルタン(商品名:ニューロタン錠等)
d. カルベジロール(商品名:アーチスト錠等)
e. エプレレノン(商品名:セララ錠)

先生

答えは↓

コメントを書く

カテゴリ

プロフィール

yakuzaic
名前:yakuzaic
出身大学:ケツメイシと同じ
生息地:雪国
好きな言葉:三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう byカルテット

人気の記事(月間)


リンク

にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ

SNS

検索


スポンサーリンク