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寝ていてもめまいがする?
公開. 更新. 投稿者:めまい/難聴/嘔吐.この記事は約2分35秒で読めます.
3,221 ビュー. カテゴリ:寝ていてもめまい
内耳や脳の障害で起こるめまい(前庭性めまい)では、寝ていてもめまいがするという。
めまい=立ちくらみ、というイメージからか、寝ていてもめまいがするというのは不思議な感じがする。
めまいがするという感覚はわかりますが、寝ていてもめまいがするという感覚は、ちょっとわからない。
前庭性めまいと起立性調節障害
前庭性のめまいは寝ていてもめまいがするが、起立性低血圧では起き上がったり立ったりした時だけめまいが起こる。
前庭性のめまいは一般的に成人以降に多く、季節性があまりみられない。
起立性調節障害は子どもや若い女性に、春から夏にかけて多くみられる。
前庭性のめまいは回転性(ぐるぐる回る)または浮動性(ふわふわ)だが、起立性低血圧では血の気が引いて目の前が暗くなり(眼前暗黒)ふらふらする。
前庭性のめまいでは耳鳴り、難聴、耳閉塞感などの耳症状を伴うことが多いが、起立性低血圧ではこのような症状は見られない。
前庭性のめまいでは眼振が認められるが、起立性低血圧では認められない。
立ちくらみ
急に立ち上がるとめまいがする。
立ちくらみと言います。
なぜ立ち上がるとめまいがするのか。
急に立ち上がることで約500mLの循環血液が腹腔や下肢に移動するとされている。
通常は、下肢の血管を収縮したり、心臓収縮力を増強し、心拍数を上げるといった代償機構が働く。
それが働かないと血圧が低下しめまいが起こることになる。
降圧剤やパーロデル、フェノチアジン系抗精神病薬、三環系抗うつ剤などは、この代償機構をブロックするため、起立性低血圧を起こしやすい。
脳貧血と貧血は違う?
貧血は、血液中の赤血球が少なくなる病気です。
脳貧血は起立性低血圧の俗称です。
立っていると、地球の重力の作用で、血液は下半身のほうへ引っ張られ、上半身を流れる血液は減少するはずですが、自律神経が下半身の血管を収縮させ、上半身に十分な量の血液が流れるように調節しています。
この調節機構に障害が生じると、めまい、立ちくらみなどの脳貧血がおこります。
貧血でもめまいは起こりますが、脳貧血とは違います。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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