更新日:2016年9月13日.全記事数:3,169件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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ゲルとゾルの違いは?


・ゾルが固まるとゼリー状のゲルになる。
・ゲルになる前の液状の状態がゾル。

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ゲルとゾル

ゲルの定義は一般に「ゾルがゼリー状に固化したもの」とされており、ゾルは「液体を分散媒とするコロイド」とされています。

ゲルは私たちの身近にあり、食品ではこんにゃくをはじめとしたおでんの練り物や、煮こごり、ゼリー、豆腐、卵白などがあります。

これらのゲルは流動状態にあるゾル(高分子水溶液)を加熱したり、冷却したり、塩類などを加えて作られています。

ゲルの語源はゼラチンに由来します。

Gelatin(ゼラチン)→ gelate(凍らせる)→ gelo(腑化物のある)→ glue(膠)を経て、コロイド化学の創始者トマス・グラハムによって1886年、コロイド溶液が固まったものをゲルと呼ぶようになりました。

ゲルは本質的には分散質同士の強い相互作用のために、系全体が網状構造を作っており、弾性を持っています。

ゾル

ゾルというのはコロイド溶液のことで、定義としては、分散媒中にコロイド粒子(分散質)が含まれている溶液。
インク、ペンキ、墨汁、泥水、コーヒー、マヨネーズ、オレンジジュース、牛乳、ヨーグルトなどもゾルと呼べるらしい。

実際にゾルタイプの塗り薬は、イドメシンコーワゾル、リンデロン-DPゾルがある。

やっかいなのはイドメシンコーワゾルが30gと45g、90gの規格があるってこと。
クリームとか軟膏なら、チューブから出して容器で小分けにして調剤するのも可能だけど、ゾルやローションなどの液体ではそうはいかない。
45gの処方なら45g、30gの処方なら30gで調剤しないといけない。90gなら30g3本でもいいけど。

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