更新日:2015年10月22日.全記事数:3,118件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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処方せん医薬品以外の医薬品?


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処方せん医薬品

医療用医薬品には処方せん医薬品とそれ以外の医薬品があります。

処方せん医薬品とは、薬事法第49条の規定により、医師等からの処方箋交付を受けた者以外に対しては正当な理由なく販売または授与してはならないとして厚生労働大臣が指定した医薬品のことです。

つまり、処方せん医薬品ではない医薬品であれば、処方せん無しで販売できるという風にとらえることができます。

法的には販売しても差し支えありませんが、厚生労働省からの通知で、処方せん医薬品以外の医療用医薬品についても、処方せんに基づく薬剤の交付が原則、とされています。

あからさまに販売すると役所から目をつけられるので、販売している薬局は少数です。

薬局医薬品

薬局医薬品

「原則として、処方せん医薬品以外の医療用医薬品についても、処方せん医薬品と同様に、医療用医薬品として医師、薬剤師などによって使用されることを目的として供給されるものであり、薬局においては、処方せんに基づく薬剤の交付が原則であるが、一般医薬品の販売による対応を考慮したにもかかわらず、やむを得ず販売を行わざるを得ない場合などにおいては、必要な受診勧奨を行ったうえで次に掲げる事項を尊守すること」とある。
•数量の限定・・・販売を行わざるを得ない必要最小限の数量に限定すること。
•調剤室での保管・分割・・・調剤室又は備蓄倉庫にてほかんされること。また、販売は薬剤師自らにより、調剤室において必要最小限の数量を分割すること
•販売記録の作成・・・販売時において、販売品目、販売日、販売数量ならびに患者の氏名及び連絡先を記録すること
•薬歴管理の実施・・・患者の薬歴管理を実施すること
•薬局における薬剤師の対面販売・・・販売は、薬局において薬剤師が対面により販売すること
•その他として、広告の禁止、服薬指導の実施、添付文書の添付

処方せん医薬品以外の医療用医薬品について
販売記録の作成
事後に保健衛生上の支障が生じた場合に、迅速な対応を講ずることができるようにしておく必要があることから、販売時において、販売品目、販売日、販売数量並びに患者の氏名及び連絡先を記録すること。

販売記録は作成しないとダメらしい。

カタリンK

質疑応答 2009年6月

Q:カタリンKは一般用医薬品のリスク分類は何で,陳列はどうしたらよいか?(薬局)
A:カタリンKは一般用医薬品ではなく,医療用医薬品(非処方せん医薬品)で薬局医薬品に該当する。薬局医薬品は一般用医薬品のような陳列はできず,調剤室以外の場所に貯蔵・陳列してはならない。ただし,一般用医薬品を通常陳列し,または交付する場所以外の場所(倉庫等の薬局の従事者のみが立ち入れる場所,または従事者のみが手に取ることができる場所を指す)に貯蔵する場合はこの限りではない。

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