更新日:2016年9月15日.全記事数:3,171件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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コーヒーは体に良い?


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コーヒーで死亡リスク低下?

 コーヒーを1日2杯以上飲む人は、飲まない人に比べて死亡するリスクが10%以上低いことが、米国立保健研究所(NIH)の大規模追跡調査でわかった。ただし、がんによる死亡リスクは減らなかった。米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に発表された。

 NIHは1995年から2008年まで14年間にわたり、米国内に住む50~71歳の男性約23万人、女性約17万人を追跡した。コーヒーをよく飲む人ほど、喫煙や飲酒、肉食を好むなどの習慣があったため、これらの要因を補正した。

 コーヒーを全く飲まない人に比べ、1日1杯飲む男性は6%、2~3杯は10%、4~5杯は12%、女性はそれぞれ5%、13%、16%死亡リスクが低かった。1杯以下ではほとんどリスクは変わらず、6杯以上飲むと、4~5杯飲む人よりリスクはやや高かった。朝日新聞デジタル:コーヒー愛飲家「死亡リスク低い」 米で追跡調査 – アピタル(医療・健康)

1日4~5杯飲むと良いのね。

癌になりにくい、というわけではないと。

動脈硬化予防とかなのかな。

コーヒーで糖尿病予防?

コーヒーには2型糖尿病のリスクを低減できる可能性があることが、医学誌アーカイブス オブ インターナル メディシン(12月14日号)に掲載された研究報告で分かった。先週は目覚めのコーヒーが死亡率の高い前立腺がんの進行リスク低下につながったと研究者が報告しており、コーヒーの健康効果を示す研究報告が相次いでいる。コーヒーで健康増進、毎日4杯飲めば糖尿病リスクが低減-研究結果 – Bloomberg.co.jp

またですね、コーヒー研究。

1日4杯飲むといいそうです。そんなに飲めねえ。

ジョージアの缶コーヒーでも良いでしょうか?

きっと研究ではブラックなんでしょうね。

ブラック嫌いです。ありありでお願いします。

コーヒーで動脈硬化予防?

 コレステロールは免疫細胞に取り込まれて血管壁内で蓄積して動脈硬化の原因になるが、余分なコレステロールを排出するHDL(善玉コレステロール)の能力をコーヒーが促進することを、防衛医大の近藤春美助教らがマウスの実験で明らかにした。
 コレステロールを取り込んだ免疫細胞にコーヒーのポリフェノールとHDLを添加すると、排出能力が高まった。人間で換算すると1・5杯分のコーヒーをマウスに1週間飲ませた後、コレステロールを取り込んだ免疫細胞を腹に投与すると、ふん便中のコレステロール量が水を与えた場合より約14%増加した。
 近藤助教は「コーヒーのポリフェノールが動脈硬化を予防している可能性が示された」と話す。コーヒーが動脈硬化予防 医療新世紀 – 47NEWS(よんななニュース)

はいはい、またコーヒー研究です。

コーヒー飲んだらコレステロールがウンコといっしょに出るそうです。

コーヒーは体にいいですね。

コーヒー飲みましょう。

コーヒーで心臓発作予防?

 一部の心臓発作患者は、コーヒーを1日1─2杯飲むことで深刻な問題を予防できる可能性があるという。ギリシャのハロコピオ大学とヒポクラシオン病院のチームが7日、欧州心臓学会の会合で研究結果を発表した。
 心臓発作や急性冠動脈疾患の患者374人を対象にした同研究によると、血圧が正常な場合、1日1─2杯のコーヒーを飲む人では、心臓が効果的に血液を送り出さない状態が起こる確率が、全く飲まない人に比べ88%低かったという。
 強いコーヒーは動悸(どうき)の原因にもなり得ることから、今回の研究結果は、コーヒーが人体に及ぼす影響の複雑さを表しているともいえそうだ。1日2杯のコーヒー、心臓発作患者に効果的な可能性=研究(ロイター) – Yahoo!ニュース

またも出ました、コーヒー研究。

1日1~2杯ということで、適度に飲むのは良いんでしょうね。

でも、自分はブラックが嫌いなので、砂糖、ミルクを大量に入れてしまいます。だと、健康に悪いかも。

コーヒーを100杯飲むと死ぬ?

コーヒーに含まれているカフェインは劇薬です。

コーヒー1杯当りのカフェイン量は約100mg。

カフェインの経口致死量は10gなので、コーヒー100杯で死ねる計算です。

なお、この致死量は30分以内の投与を前提に計算されているので、30分以内に吐かずに飲む必要があります。

コーヒーと癌

昔母親から「コーヒーを飲みすぎると癌になる」という情報を聞いた覚えがあります。
コーヒーの黒く毒々しい姿が相まって、体に悪い飲み物というイメージを植えつけられました。

コーヒーにまつわる健康情報は数多くあります。
コーヒーで糖尿病が改善する。
コーヒーで高血圧が改善する。
コーヒーにはパーキンソン病の予防効果がある。
コーヒーには子宮体癌予防効果がある。

昔はコーヒーが体に悪いものとして、発癌性などが疑われましたが、現在では逆に癌予防効果も報告されています。

コーヒーと肝癌

コーヒーを毎日飲む人のほうが、肝臓がんの発生が少ないというデータがあります。

コーヒーをほとんど飲まない人と比べ、ほぼ毎日飲む人では肝がんの発生率が約半分に減少し、1日の摂取量が増えるほど発生率が低下し、1日5杯以上飲む人では、肝がんの発生率は4分の1にまで低下していました。

しかしこの実験結果からは、コーヒーを飲むから肝臓が悪くならないのか、肝臓が悪いからコーヒーが飲めないのか、という点が明らかではありません。

ウイルス性慢性肝炎や肝硬変などのように肝機能が悪い状態では、カフェインを代謝する機能が障害されるために、コーヒーを飲む量が減るという報告もあり、結果として、あたかもコーヒーをよく飲んでいると肝がんになりにくいかのように見えているだけなのかもしれません。

コーヒーは、炎症を和らげる作用があり、肝炎の進行を防ぐことによって、肝がんを予防するのではないかとも考えられています。

また、コーヒーにはクロロゲン酸をはじめとするたくさんの抗酸化物質が含まれており、動物実験などでは、これが肝臓のがん化を防御する方向に働いているという報告があります。

一方、コーヒーにはカフェインも多く含まれています。最近、糖尿病などにコーヒーの予防効果が報告され、カフェインによるのではないかと推察されていますが、本研究の分析では、コーヒーと同じくカフェインの多く含まれている緑茶の場合、多く飲んでいる人でも肝がん発生率の低下がほとんど認められませんでした。

コーヒーと皮膚がん

【10月25日 AFP】コーヒーは、特に女性において、最も一般的な皮膚がんである基底細胞がんの予防に効果的に働く――。この新たな証拠が、米ボストン(Boston)で開催中の米がん学会(American Association for Cancer Research)のがん予防研究国際会議で24日発表された。
 米ブリガム・アンド・ウィメンズ病院(Brigham and Women’s Hospital)と米ハーバード公衆衛生大学院(Harvard School of Public Health)の研究チームは、同病院が1984年6月~2008年6月に看護師7万2921人に行った健康調査と、同大学院が1986年6月~2008年6月に医療従事者3万9976人に行った健康調査のデータを分析した。
 皮膚がんを発症した人のうち最も多かったのは基底細胞がん(BCC)で、2万2786人が発症した。
 カフェイン入りコーヒーを1日に3杯以上飲んでいた女性のBCC発症リスクは、月に1杯程度の女性より20%低かった。
 なお、男性の場合は同9%低かった。
 ブリガム・アンド・ウィメンズ病院のFengju Song研究員は、「われわれの研究は、コーヒーの消費がBCCを予防する上で重要な選択肢になりうることを示している」と話した。
 なお、コーヒーを飲むことの効果は、皮膚がんでBCCに次いで多い扁平上皮がんやメラノーマ(悪性黒色腫)では見られなかった。
 BCCは非黒色腫皮膚がんで、米国のがんの患者数では最も多い。米国がん協会(American Cancer Society)によると、皮膚がんの75%がBCCだという。1日3杯のコーヒー、皮膚がん予防に効果 米研究 国際ニュース AFPBB News

こういうコーヒー研究が日本人にも当てはまるのかどうかは疑わしいところだと思っています。

自分の場合、砂糖ミルクのありありでしか飲めないので、糖分の摂り過ぎになるし。
日本人は緑茶で良いんじゃないかと。

【8月17日 AFP】コーヒーは腫瘍(しゅよう)の元となる損傷細胞の死滅に手を貸し、皮膚がんリスクを減少させるとする実験結果が、15日の米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に発表された。
 実験結果は、カフェイン入りコーヒーを適度に飲むか皮膚にコーヒーを塗布するだけで、最も一般的な皮膚がんである非黒色腫皮膚がんを回避できる可能性を示している。
 1日1杯程度のカフェイン入りコーヒーにはタンパク質リン酸化酵素ATRを抑制して紫外線で損傷した細胞を死滅させる効果がある、とする研究は、これまでに何本か発表されてきた。
■紫外線照射19週間で腫瘍は半分以下
 米ラトガース大(Rutgers University)の研究チームは、遺伝子を改変してATRを抑制したマウスに紫外線を当てる実験を行った。
 これらのマウスではその後、皮膚がんが発現したものの、発現は通常のマウス(対照群)より3週間遅かった。照射開始から19週間後、これらのマウスでは対照群に比べて腫瘍が69%少なく、浸潤性腫瘍の数も4分の1程度だった。
 だが、防御効果はそこまでで、照射開始から34週間後にはすべてのマウスで腫瘍が進行した。
 それでも、ATRを抑制すれば、紫外線を浴びても皮膚がんが大幅に抑制されることが確認された。カフェインを服用または皮膚に塗ると、ATRを抑制することにより効果を発揮するという仮説が正しかったことになる。人体でも実験を重ねる必要があるとしながらも、この研究に参加した研究者は「カフェインはATRを抑制できるため、皮膚がん予防の武器になるかもしれない。紫外線を直接吸収してくれる日焼け止めとしての用途も期待できる」と話した。
 これまでの研究で、コーヒーを常飲する人では乳がん、子宮がん、前立腺がん、大腸がんの罹患率が低い傾向があることが分かっていた。カフェイン抜きのコーヒーを飲む人では、こうした効果は確認されていない。コーヒーで皮膚がんを予防できる可能性、米研究 国際ニュース AFPBB News

乳がん、子宮がん、前立腺がん、大腸がん、そして皮膚がん。
コーヒーは色んながんの予防になるんですね。

カフェイン入りコーヒーを適度に飲むか皮膚にコーヒーを塗布。
コーヒーを塗布って。
コーヒー風呂とかありますね。
自宅でやるのはもったいない。

コーヒーと乳がん

コーヒーを1日に2杯以上飲む人は、0〜1杯飲む人に比べて、記録した乳がんの大きさが小さく、がん細胞のER陽性の割合が少ない傾向にあった。
また、ER陽性でタモキシフェン治療をしている乳がん患者のうち、コーヒーを1日に2杯以上飲む人は、0〜1杯飲む人に比べて早期乳がんの再発リスクが49%少なくなっていた。
がん細胞にコーヒーの成分を与える実験では、カフェインとコーヒー酸はエストロゲンレセプター陽性、陰性に関わらず、がん細胞の増殖を抑えていた。また、カフェインはがん細胞の増殖に関わる物質の生成を抑えていた。コーヒー摂取が、乳がんの進行をくいとめる? – MEDLEYニュース

個人的な意見としては、コーヒーを1日2杯以上飲める人、というのがそもそもリラックスした生活環境を送っている人だと思うのです。
なので、コーヒーだろうが、紅茶だろうが、緑茶だろうが、熱い飲み物であれば、同様の結果が得られるのではないかと思うのです。
アイスコーヒーを一気飲みではダメだと思うのです。

しかし、「がん細胞にコーヒーの成分を与える実験」というのも行われていることから、コーヒーの成分自体に癌細胞の増殖を抑える効果がある、ということも考えられる。
その成分がカフェインであるならば、リポビタンDでも良いのかも知れませんが。

コーヒーの1日上限は?

コーヒー好きの人は1日に何杯くらい飲むものなんでしょう。
私はあまり家ではコーヒーを飲むことは無いので、薬局での2回の休憩時間に飲む程度です。
食後のコーヒーも欠かさないような人だと、5回にはなりますね。
カフェインの1日摂取量は500mgが上限とされています。
コーヒー1杯には60mgのカフェインが含有されているので、9杯飲めば上限オーバー。
PL顆粒には1日量240mgのカフェインが含まれているので、5杯で上限となります。

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