2019年2月20日更新.3,370記事.5,924,009文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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点眼型洗眼薬?

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ウェルウォッシュアイ

参天製薬からウェルウォッシュアイという点眼型洗眼薬が販売されるらしい。

洗眼薬といえば、アイボンみたいなカップ型の洗眼薬が主流である。
しかし、カップの汚染や使いづらさが難点。

その代用としてソフトサンティアを使わせることがある。

花粉症の花粉を洗い流したり、最近は抗がん剤の副作用対策で使われる。
スギ花粉は硬い外壁に覆われており、涙液に接することで、外壁が破裂し、抗原が溶出する。これをハッチアウト(破裂)といい、洗眼によりハッチアウトが抑制されるらしい。
花粉はそのままの大きさでは結膜を通り抜けられず、破裂を起こします。その後放出される花粉中の成分がアレルギーを引き起こしますが、ハッチアウトする花粉が少なければ、症状の軽減が期待できるわけです。

ウェルウォッシュアイのハッチアウト抑制効果はソフトサンティアよりも高いとされています。

ソフトサンティアの効能効果は、

ハードコンタクトレンズまたはソフトコンタクトレンズを装着しているときの不快感、涙液の補助(目のかわき)、目の疲れ、目のかすみ(目やにの多いときなど)

アイボン、ウェルウォッシュアイの効能効果は、

目の洗浄、眼病予防
(水泳のあと、ほこりや汗が目に入ったときなど)

やはり洗眼目的では、ソフトサンティアは適応外的な扱いになる。
そのため、ウェルウォッシュアイを販売するようだ。

ソフトサンティアの用法は、「1回2~3滴、1日5~6回点眼してください。」
ウェルウォッシュアイの用法は、「1回4~6滴、1日3~6回点眼することにより目を洗浄してください。」
となっており、1回の使用回数は洗眼目的のほうがやはり多い。
1本の量も通常の目薬は5mLだが、ウェルウォッシュアイは1本10mLと多い。

使用期限についても、ソフトサンティアなどの人工涙液は、開栓後約10日間以上過ぎたものは使えないのに対し、ウェルウォッシュアイは開封後約1か月を目安に使用できます。
これは、ベンザルコニウム塩化物は含んでいませんが、その他の成分を工夫して、防腐剤を使用することなく、保存効果を担保しているためです。
これらの人工涙液については「1日何回使っても問題ありません」と指導することが多いが、防腐剤の入っていない点眼液であっても、使いすぎると、眼表面を守っている粘液のムチンを洗い流すだけでなく、涙の層構造を乱してしまい、かえって乾燥感につながることもあるので注意が必要です。

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腎機能低下患者に減量必要な消化性潰瘍治療薬は?

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薬剤師

腎機能が低下した患者。消化性潰瘍治療薬を使用したいが減量が必要な薬は、次のうちどれか?
A. ボノプラザン(タケキャブ®)
B. ランソプラゾール(タケプロン®)
C. ファモチジン(ガスター®)
D. テプレノン(セルベックス®)

先生

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