2018年10月19日更新.3,349記事.5,704,132文字.

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過呼吸で低カルシウム血症になるのはなぜか?

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呼吸性アルカローシスとは?

パニック障害から過呼吸、過換気症候群を起こすことがあります。

過呼吸になると、手足がしびれる「テタニー」という症候群が引き起こされます。
テタニーとは、血液中のカルシウム濃度が低下して、末梢神経の興奮性が高まり、筋肉の持続的な硬直をきたすものです。
低マグネシウム血症によっても引き起こされる。

過呼吸でテタニー、つまり低カルシウム血症になるのはなぜ?

アシドーシスとアルカローシス – Wikipedia

アルカローシスは体内の酸塩基平衡を塩基側に傾かせようとする力が働いている状態。軽症であったり、重症であってもアシドーシスと合併すれば、ホメオスタシスによってアルケミアにならない事もある。 やはり成因によって二種類に分類する。アルカローシスの状態では血中のカルシウムイオンが血漿蛋白と結合してしまって濃度が低下し、テタニー、しびれなどの低カルシウム血症症状が見られる。

生理作用があるのは、カルシウムイオンで、カルシウムのイオン化は、溶け込んでいる溶液のpHによって、変動します。

過呼吸→アルカローシス→血中のカルシウムがアルブミンとくっついて→カルシウムイオンの低下→テタニー

ということらしい。

テタニーを起こしたら牛乳を飲めばいいのか、と単純発想する人もいますが、飲んだカルシウムがすぐに血中カルシウムの上昇を起こすことはできない。
過呼吸によるテタニーには、紙袋を口にあてていったん吐いた息を再度吸わせることで、血液中の炭酸ガス濃度を上昇させる方法(ペーパーバック法)が対処法として行われます。

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