2018年3月31日土曜更新.3,274記事.5,330,378文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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腰痛患者は安静にする?

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安静=寝ていること?

腰痛患者が安静を指示されると、「安静=寝ていること」と考える人も多い。

しかし、腰痛患者にとっての安静とは、寝ていることでは無く、腰椎への負担が少ない姿勢で過ごすことを意味している。
腰椎の椎間板にかかる圧力は、直立の状態を100とすると、椅子に座った状態では140、前傾して立った状態では150、座って前傾する姿勢では185の圧力が掛かるとされる。

日常生活で「前傾して立った状態」とは、たとえば洗面台で顔を洗うときや物を持ち上げるときの姿勢である。
そんなときは膝を軽く曲げて、腰の位置を下げると腰椎への負担が小さくなる。

「座りながら前傾する姿勢」は、机に向かってパソコン作業をしているときなどが当てはまる。
1時間のデスクワークのうち、10分程度は椅子から立って、腰を伸ばし、歩くようにするのがよい。
膝が股関節よりも高くなるようにするのも効果的。
座面が高い椅子の場合は、足元に台などを置いて調節するとよい。

寝るときの姿勢は、側臥位(横向き)で膝を曲げた姿勢が最も腰への負担が小さい。
仰向けなら膝の下に、うつ伏せなら腰の下に、枕やタオルを入れるといい。

ロコモティブシンドロームとは

最近、よく耳にするロコモティブシンドローム(locomotive syndrome)。

ロコモティブは「運動の」という意味です。 「機関車」という意味もあります。

なので、ロコモティブシンドロームは運動器症候群と訳します。

骨や筋肉、関節など運動器の働きが衰え、生活の自立度が低くなり、要介護の状態や要介護となる危険の高い状態のことをいいます。

国民生活基礎調査(〇七年)によると、介護が必要になった理由は、脳卒中(23・3%)、認知症(14%)が上位を占めるが、四位の関節疾患(12・2%)と五位の骨折・転倒(9・4%)を合わせると、五人に一人は運動器の障害が原因になっている計算です。

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