2018年12月18日更新.3,342記事.5,770,694文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。
甲状腺機能低下症

甲状腺ホルモンの分泌が低下して活動性が低下する病気です。
圧倒的に女性に多く(男女比は1対10以上)、40歳以後の女性では軽症なものも含めると全体の5%にみられます。
成人に起こり、症状がはっきり出ているものは粘液水腫、小児にみられる先天性のものはクレチン病とも呼ばれます。

甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの産生や分泌が低下し、易疲労感や便秘、嗄声、浮腫、体重増加などの症状を呈する疾患である。
甲状腺の疾患に起因する原発性と、各種ホルモンを産生する視床下部と下垂体の疾患に起因する二次性に分類され、患者数は原発性の方が多い。
原発性としては、外科的処置や放射線治療で甲状腺の機能が低下した医原性や、薬剤性もあるが、ほとんどは橋本病(慢性甲状腺炎)である。