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ロナセンは食後に飲まなきゃダメ?
公開. 更新. 投稿者:統合失調症.この記事は約1分21秒で読めます.
4,419 ビュー. カテゴリ:ロナセン食後
非定型抗精神病薬ロナセンの用法について。
「通常、成人にはブロナンセリンとして1回4mg、1日2回食後経口投与より開始し、徐々に増量する。維持量として1日8~16mgを2回に分けて食後経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は24mgを超えないこと。」
と食後服用となっている。
「本剤の吸収は食事の影響を受けやすく、有効性及び安全性は食後投与により確認されているため、食後に服用するよう指導すること。〔空腹時に投与すると、食後投与と比較して吸収が低下し、作用が減弱するおそれがある。また空腹時で投与を開始し、食後投与に切り替えた場合には血中濃度が大幅に上昇するおそれがある。」
「食後投与におけるCmax 及びAUC0-12は、空腹時投与と比較して、それぞれ2.68倍及び2.69倍上昇した。また、食後投与時のTmax及び平均滞留時間(MRT)は、空腹時投与に比べて有意に延長したが、消失速度定数(kel)に差は認められなかった。」
食後に服用すると、最高血中濃度やAUCが3倍近くまで上昇する。
つまり、空腹時に服用すると、約1/3に効果が減弱するとみられる。
精神病患者は食事の時間が安定しないし、食欲にも波がある。
服用時点や食事による影響を受けやすい薬というのは、使いづらい、だろうな。
1日2回朝夕食後という用法が標準なのだろうけど、朝ごはん食べない患者だと昼夕食後という用法もあるかも。
1日1回だったり、朝寝る前の用法で処方されたら、これまた疑義照会が必要。
ロナセン
ロナセンは、ドパミンD2/D3受容体およびセロトニン5-HT2A受容体に対する親和性を有しており、臨床試験において、統合失調症の陽性症状(幻覚、妄想など)のみならず、陰性症状(情動の平板化、意欲低下など)に対する改善作用が示されています。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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