記事
腰椎すべり症とぎっくり腰の違いは?
公開. 投稿者:痛み/鎮痛薬.この記事は約1分1秒で読めます.
2,257 ビュー. カテゴリ:
【PR】
腰椎すべり症とは?
受験生や芸人にとっては、とっても怖い「すべり症」。
という冗談は置いておいて、腰椎すべり症の話。
腰部脊柱管狭窄症と同じような症状が出る。
腰椎すべり症では、腰椎がすべってずれることによって脊柱管が狭くなるので、脊柱管狭窄症となる。
つまり、腰椎すべり症は脊柱管狭窄症の一種である。
主な症状は腰痛。
長時間同じ姿勢や、立ち仕事、腰を反らせたり横に曲げたりすることにより腰の神経を刺激してしまうと、下肢の痛みやしびれなどの症状が現れる。
「すべり症」って別の病名は思い浮かばなかったのかなあ。わかりやすいけど。
脊柱管狭窄症も「せばまり症」のほうがわかりやすいかも。
ぎっくり腰も瞬間的に腰椎がすべって起こるので、急性すべり症といえるかも知れない。
ぎっくり腰はすべった腰椎が元に戻りますが、すべり症は段々すべっていって、元に戻らない。
ちなみに、ぎっくり腰の正式名称は腰椎捻挫。
腰椎について
整形外科の患者さんでは、自分の背骨のどこの部分が悪いのか話してくれる患者さんもいます。
何番目の骨が悪いだとか。
腰椎は第1腰椎から第5腰椎まであります。
すべり症には分離すべり症と変性すべり症があります。
分離すべり症は、第5腰椎に多いのが特徴です。
変性すべり症は第4腰椎が多く、次に第5腰椎、第3腰椎に見られます。
ぎっくり腰も第5腰椎に多い。
【PR】
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
そんな薬剤師には、m3.com(エムスリードットコム)の、【PR】薬剤師のための「学べる医療クイズ」がおすすめ。