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アルダクトンA1日1回朝食後はダメ?
公開. 更新. 投稿者:心不全/肺高血圧症.この記事は約1分7秒で読めます.
4,410 ビュー. カテゴリ:アルダクトンAの用法
アルダクトンAのレセコン入力で「1日1回朝食後」と入力したら、「添付文書の用法と異なる」という注意メッセージが出ていた。
アルダクトンAの用法は、
「スピロノラクトンとして、通常成人1日50~100mgを分割経口投与する。」
となっている。
「分割」
分割しなきゃダメってことか。
1日1回は分割とは言わないか。
でも、「分1」って言うよね。
しかし、アルダクトンの処方で1日2回とか3回の処方は少ない。
添付文書の用法とは違うけど、返戻されずにスルーされているということなのか。
てゆーか、利尿剤で夜の服用はあまり無いし。
アルダクトンの使用上の注意にも「夜間の休息が特に必要な患者には、夜間の排尿を避けるため、午前中に投与することが望ましい。」と書かれている。
1日2回にするなら「朝昼食後」がいいかな。
アルダクトンA以外にも分割経口投与と記載されている薬はいくつかある。
セルシンの添付文書をみると、
通常、成人には1回ジアゼパムとして2〜5mgを1日2〜4回経口投与する。ただし、外来患者は原則として1日量ジアゼパムとして15mg以内とする。
また、小児に用いる場合には、3歳以下は1日量ジアゼパムとして1〜5mgを、4〜12歳は1日量ジアゼパムとして2〜10mgを、それぞれ1〜3回に分割経口投与する。
1日1回でも分割って言ってるじゃん。
分1
分1、分2、分3。
薬剤師なら常識ですが、患者さんには意味不明。
薬情の用法に、上記の用法表示をしていた薬局が責められていた。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
そんな薬剤師には、m3.com(エムスリードットコム)の、薬剤師のための「学べる医療クイズ」がおすすめ。
1 件のコメント
スピロノラクトンの用法、当薬局のレセコンでも同じように、用法が異なる、分割経口投与って警告が出ます。問合せしないといけないのか実に迷うところです。情報求めて検索していたら、こちらの記事みつけて読ませていただきました。結局、病院には問合せされてますか?