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ディフェリンゲル10gで疑義照会すべきか?
公開. 更新. 投稿者:調剤/調剤過誤.この記事は約1分26秒で読めます.
2,918 ビュー. カテゴリ:外用薬の量
ディフェリンゲルは1本15gである。
ディフェリンゲル 10g
1日1回塗布
という処方せんがもし来たら、疑義照会するだろう。
しかし、よく考えたら、何の疑義だ?とも思う。
アズノール軟膏のチューブは1本20gだ。
でも、アズノール軟膏 10g という処方はたまに来る。
私は疑義照会などせずに黙々と容器に詰める。
ユベラ軟膏は1本56gだ。
ユベラ軟膏 10gという処方が来ても、黙々と容器に詰める。
ユベラ軟膏 50gという処方が来たらイラっとするが、それでも疑義照会などせずに、黙々と容器に詰める。
医師が外用薬の1本の量を把握しているのかどうかよくわかりませんが。
タリビッド眼軟膏は1本3.5gだ。
タリビッド眼軟膏 3.0gという処方が来たら、さすがに疑義照会する。
これは眼軟膏だから。
眼軟膏の基本的な使い方は、チューブから直接結膜嚢に入れる使い方だから。
1本5mLの目薬が2.5mLで処方されていても同様に疑義照会する。
ここまで考えて、アズノールやユベラで疑義照会しないのは、バラ包装があるからじゃないか?と個人的に納得のいきそうな回答が得られそうになる。
しかし、イドメシンコーワゲル 10g という処方がきても疑義照会しないような気がする。
医薬品の安定性、容器に詰めかえることによる汚染リスクなどを考えた場合、チューブ製品がある外用剤についてはチューブの用量で処方してもらうように疑義照会したほうが良いのかどうか。
ディフェリンゲルは1本2週間分?
ディフェリンゲルは1本15g。
「国内臨床試験の結果,15gが被験者の95%において2週間分の使用量に相当したため,容量は15gとしました。」
とメーカーのホームページに書かれていた。
1日1回の用法なので、1日1グラムくらい使うということか。
1FTU=0.5gで、両手のひら分塗れるわけだから、顔全体に塗布するには0.5gで十分な気もします。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
そんな薬剤師には、m3.com(エムスリードットコム)の、薬剤師のための「学べる医療クイズ」がおすすめ。
1 件のコメント
顎もあるだろう。(;´Д`A。。。。何見て仕事してんだって思いたくなる気がしてならないけども
観客のいない1人劇場のあり方の参考になります!!
これからも頑張ってください。