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メチコバールとビタメジンの違いは?
公開. 更新. 投稿者:栄養/口腔ケア.この記事は約1分19秒で読めます.
13,549 ビュー. カテゴリ:メチルコバラミンとシアノコバラミンの違いは?
腰痛持ちの患者さんで医師から、「メチコバールとビタメジン、どっちがいい?」と聞かれたという人がいた。
迷うことなくビタメジンを選んだそうだが、「ビタメジンにはビタミンB12も入っているから、当然ビタメジンのほうが良いのよね?」と。
果たしてそうなのだろうか。
メチコバールの成分はメコバラミン、ビタミンB12です。
ビタメジンの成分は、ベンフォチアミン(ビタミンB1)、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、シアノコバラミン(ビタミンB12)です。
OTCでも、「目、肩、腰に」という謳い文句でアリナミンなど色々ありますが、B1、B6、B12が主成分のものが多いです。
アリナミン等に入っているビタミンB12もシアノコバラミン。
ナボリンシリーズはメコバラミン。
ビタミンB12には現在4種類知られており、シアノコバラミン、ヒドロキソコバラミン、アデノシルコバラミン、メコバラミン(メチルコバラミン)がある。
このうちメコバラミンとアデノシルコバラミンが活性型ビタミンB12です。
活性型というのは、体内で作用する形なので、メコバラミンは代謝を受けずにすぐに生体内で働くことができる。
これに比べてシアノコバラミンは代謝を受けてから作用するので、その分体内で利用されにくいという面があります。
メコバラミンのほうがその点では優れているわけです。
しかし、シアノコバラミンのほうが安定している物質なので、変質しにくく、その分コストを安く製造することができる。
ビタミンB12単味で考えると、メチコバールのほうが優れていると考えられるかも知れません。
しかし、ビタメジンにはB1、B6も入っているので、複合的に考えると、わがんね。
「併用すりゃ良いじゃん」とか考えると保険で切られるのかな。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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1 件のコメント
はじめまして。
私はエーザイの人間ではありません(笑)が、ナボリンの場合、ビタメジンと同等にB1とB6が配合されている事を鑑みると、ナボリンの方が有利に思えます。
葉酸がどの程度関与するかは分かりませんが。