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パキシルCR錠6.25mgの開封後の使用期限は6カ月?
公開. 更新. 投稿者:うつ病.この記事は約2分31秒で読めます.
3,137 ビュー. カテゴリ:パキシルCR開封後の使用期限
パキシルCR錠6.25㎎は、「減量又は中止時のみ」しか使えないため、処方を見たこともなく、まったく知らなかったが、パキシルCR錠6.25㎎のアルミ包装には、「アルミ包装開封後は6カ月以内にご使用ください」と記載されている。
パキシルCR錠6.25㎎のインタビューフォームにも、
6.25mg 錠のアルミ袋開封後の有効期間:6 ヵ月(安定性試験結果による)
と記載されている。
パキシルCR錠6.25mgには、28錠包装しかなく、中途半端な日数で処方された場合には、アルミ包装を開封した日付を記入しておく必要がある。
パキシルCR錠12.5mgやパキシルCR錠25mgには、バラ包装もあり、PTP包装についても開封後の期限に関する記載はないので、なぜ6.25㎎だけが安定性が低いのか解せない。
添加物をみると、
パキシルCR錠6.25mg
乳糖水和物、ヒプロメロース、グリセリン脂肪酸エステル、ポビドン、ステアリン酸マグネシウム、含水二酸化ケイ素、メタクリル酸コポリマーLD、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリソルベート80、タルク、クエン酸トリエチル
パキシルCR錠12.5mg
乳糖水和物、ヒプロメロース、グリセリン脂肪酸エステル、ポビドン、ステアリン酸マグネシウム、含水二酸化ケイ素、メタクリル酸コポリマーLD、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリソルベート80、タルク、クエン酸トリエチル、黄色三二酸化鉄
パキシルCR錠25mg
乳糖水和物、ヒプロメロース、グリセリン脂肪酸エステル、ポビドン、ステアリン酸マグネシウム、含水二酸化ケイ素、メタクリル酸コポリマーLD、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリソルベート80、タルク、クエン酸トリエチル、三二酸化鉄
酸化鉄が重要なのだろうか?だとしたらパキシルCR錠6.25mgにも添加すればよいと思うのだが、邪魔なのだろうか?
理由はよくわからないが、パキシルCR錠6.25㎎を扱っていて、アルミ包装が破られている在庫があったら、前回いつ処方されたのか確認する必要がある。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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