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アトロピン点眼液0.25%?
公開. 更新. 投稿者:眼/目薬/メガネ.この記事は約1分51秒で読めます.
4,416 ビュー. カテゴリ:アトロピンの小児用製剤
日点アトロピン点眼液1%の添付文書の、「小児等への投与」に、
全身の副作用が起こりやすいので,幼児・小児には0.25%液を使用することが望ましい。
と記載されている1)。
アトロピン点眼液の全身の副作用としては、発熱が多く、副作用の発現率は5.5%。
小児には0.25%製剤を使うことが望ましいと。
で、調べたところ、アトロピン点眼液0.25%なんていうものは「無い」。
自分で作れということか?
小児の弱視や斜視の診断や治療に、アトロピン点眼液などの調節麻痺薬点眼による屈折検査が行われる。
屈折検査では効果発現の早いサイプレジン1%点眼液(シクロペントラート塩酸塩)が使用されることが多いが、調節麻痺効果が最も強いのが副交感神経麻痺薬であるアトロピン硫酸塩点眼薬である。しかし、その効果発現には約1週間かかり、全身性副作用が出やすい。
小児には0.25%液を使用することが望ましい、がアトロピン点眼液1%が小児に禁忌というわけではないので、0.25%製剤が無いのだから1%を使うしかないだろう。
参考文献
1)アトロピン点眼液 添付文書
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