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ナルサス錠とナルラピド錠の違いは?
公開. 更新. 投稿者:癌性疼痛/麻薬/薬物依存.この記事は約1分20秒で読めます.
7,728 ビュー. カテゴリ:ヒドロモルフォン塩酸塩
ナルサス錠とナルラピド錠。成分はどちらも同じヒドロモルフォン塩酸塩の錠剤です。
麻薬性の強オピオイド鎮痛剤です。
ナルサス錠は1日1回投与型の徐放錠。
ナルラピドは即放錠。ラピド(rapid:速い)からくるネーミング。
ヒドロモルフォン塩酸塩は、海外において80年以上販売されているあへん系麻薬性鎮痛剤であり、WHO(世界保健機関)のがん性疼痛治療のためのガイドライン等において疼痛管理の標準薬に位置付けられている。
日本でも、そのうち使用頻度は多くなってくるのでしょうか。
麻薬の種類が増えることは、薬局にとっては頭の痛い問題が増えることにもつながる。
ナルサス錠の規格は、ナルサス錠2mg/ナルサス錠6mg/ナルサス錠12mg/ナルサス錠24mgと、4規格。
ナルラピド錠の規格は、ナルラピド錠1mg/ナルラピド錠2mg/ナルラピド錠4mgと、3規格。
はあ。。。溜息が出ます。またデッドストックが増えます。
用法はそれぞれ、
ナルサス:通常、成人にはヒドロモルフォンとして4~24mgを1日1回経口投与する。
ナルラピド:通常、成人にはヒドロモルフォンとして1日4~24mgを4~6回に分割経口投与する。
ナルサス錠を定期で使って、ナルラピド錠をレスキューで使うという方法。
海外では80年以上使われている薬で、特に真新しい薬ではない。
ナルサスは通常1日1回1錠を服用するが、痛みの強い時にはレスキュー薬として、同じヒドロモルフォン製剤のナルラピドを使用する場合もある。その時の1回量はナルラピドの添付文書に「定時投与中のヒドロモルフォン塩酸塩経口製剤の1/6~1/4を経口投与する」とされている。ナルサスを6mg/日で服用している場合は、ナルラピドを1mg/回、または1.5mg/回(1mg錠を1錠と1/2錠)服用する。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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