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スプレー式の鎮痛薬?
公開. 更新. 投稿者:痛み/鎮痛薬.この記事は約1分1秒で読めます.
2,954 ビュー. カテゴリ:ロキソプロフェンNa外用ポンプスプレー
OTCの鎮痛薬だと、エアーサロンパスとかボルタレンEXスプレーとかスプレー剤のラインナップは多数ありますが、医療用では見かけることは無かった。
サリチル酸が主成分の「ハイシップスプレー」なるものが存在するようだが、初めて知ったので、メジャーな商品ではなさそう。
平成27年2月に、
スミル外用ポンプスプレー3%
ロキソプロフェンNa外用ポンプスプレー1%「TCK」
ロキソプロフェンNa外用ポンプスプレー1%「YD」
と、いくつか消炎鎮痛スプレー剤が承認された模様。
ロキソニンスプレーなんてものは存在しないので、ロキソプロフェンNa外用ポンプスプレー1%「TCK」と「YD」はジェネリックでは無いのかな。
ロキソプロフェンの貼付剤の場合は、1日の使用回数が定められており、1日1回となっているが、外用塗布剤の場合は、1日数回とあいまいな記載になっている。
軟膏剤においても過量使用に注意すべきだが、スプレー剤のように気軽に使用できる剤形の場合はさらに使用回数に注意すべきと思われる。
OTCの鎮痛スプレー剤の使われ方をみると、スポーツシーンで使われることが多い。
「走ると膝が痛むので、鎮痛スプレー剤を使いながらプレーする」なんて使い方は、医療的にはNG。
OTCでこそスプレー剤の需要はあるけれども、常識的な医師がどの程度処方するのかは疑問。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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