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知らない製薬会社が増えている件
公開. 投稿者:調剤/調剤過誤.この記事は約2分34秒で読めます.
909 ビュー. カテゴリ:販売移管
長期収載医薬品はジェネリックと同レベルの薬価になるというという流れの中で、新薬メーカーは長期収載品の切り離し、売却を進めています。
今までは、既存の後発メーカーに売却するケースが多かったのですが、最近は聞き慣れないメーカーも出てきており、何やら変化があるようです。
太陽ファルマ
2017年11月、中外製薬は、長期収載品13製品を「太陽ファルマ」に譲渡しました。
タイヨーと聞くと、大洋薬品工業を思い浮かべてしまいますが、そちらとは関係ない模様。
LTLファーマ
2017年3月、アステラス製薬は、長期収載品16製品を「LTLファーマ」に譲渡しました。
社名は長期収載品を意味する「Long Term Listing」の略なのだそうだ。
ガスターといえば、アステラス製薬、というか山之内製薬、というイメージだったものがLTLファーマ?となってしまい少し寂しい気持ち。
一般の人にとっては、ガスターといえば第一三共であろうか。
このように製造販売元が変わっても、「先発品が良い物だ」と思い続ける人たちは何を基準にして考えているのだろう。
アスペンジャパン
この流れとは異なるかも知れないが、グラクソのAGを「アスペンジャパン」というところで出している。
アッヴィ合同会社
アボットが「アッヴィ合同会社」という会社に変わっていた。
オーファンパシフィック
「オーファンパシフィック」という会社はオーファンという名の通り希少疾病用医薬品を販売する会社のようですが、長期収載品も扱うようだ。
ノバルティスの長期収載品を扱っている。
EAファーマ
味の素製薬は無くなって、エーザイの消化器疾患領域事業と事業統合し、「EAファーマ株式会社」となりました。
ヴィアトリス製薬
米ファイザーは特許切れ医薬品事業を担うアップジョン事業部門と米大手後発品メーカーのマイランによる統合新会社「ヴィアトリス」を設立した。
社名変更
大日本住友製薬 → 住友ファーマ株式会社
株式会社日本点眼薬研究所 → ロートニッテン株式会社
株式会社ニッテン → ロートニッテンファーマ株式会社
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