更新日:2017年1月25日.全記事数:3,117件.

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蕁麻疹はアレルギー?


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蕁麻疹の出現部位は?

蕁麻疹と、ほかのかゆみを伴う皮膚病、湿疹、皮膚炎、虫さされなどとの違いは、移動することです。

蕁麻疹の特徴は、色素沈着や落屑を残さずに24時間以内に個々の皮疹が消退したり、出現部位を変える点です。

通常の湿疹や皮膚炎では、24時間以内に消退したり、部位が変化することはありません。

蕁麻疹はアレルギー?

蕁麻疹はアレルギー疾患であると考えている方が多いが、実際にアレルギーによって起こる蕁麻疹は少ないことがわかっている。

慢性蕁麻疹の人の30~50%はマスト細胞を刺激する自己抗体が血液中に存在しているとされる。

つまり、蕁麻疹の原因となる物質を自分の体の中でつくっているわけである。

アレルギーによって起こる蕁麻疹

アレルギーによって起こる蕁麻疹は免疫グロブリンE(IgE)が原因物質であるアレルゲンと結合すると、マスト細胞を刺激して脱顆粒を起こします。

卵やエビで蕁麻疹が出るのはこのタイプです。

ただし、アレルギーによる蕁麻疹は全体の1割以下ではないかと考えられています。

蕁麻疹の治療薬

抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬以外の治療薬としては
(1)H2受容体拮抗薬(抗ヒスタミン薬の1種ですが、蕁麻疹に用いられるH1受容体拮抗薬ではなく、主に胃炎や胃潰瘍に用いられる薬剤です)
(2)漢方薬
(3)抗不安薬
(4)抗ロイコトリエン薬
(5)DDS
(6)トラネキサム酸
(7)グリチルリチン製剤
(8)ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液(注射薬)などがあります。
さらに難治例、重症例に副腎皮質ホルモン(ステロイド)内服や免疫抑制剤(シクロスポリン)内服が試みられることがあります。
これらの治療は通常単独では用いられず、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬と併用して用いられます。

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