更新日:2016年12月23日.全記事数:3,124件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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アイピーディで口臭?


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アイピーディで口臭

アイピーディの処方、最近見ることはありませんね。

副作用に「口臭」というのがあります。
0.1%未満なので、少ないですが。

その他の注意に「スプラタストトシル酸塩からジメチルスルフィドが生じ、口臭が発現することがある。」と書かれています。
アイピーディの有効成分であるトシル酸スプラタストから生じるジメチルスルフィドが、げっぷや吸気に混じって口臭の原因となるという。
「ジメチルスルフィド」は磯の香なのだそうだ。
海苔の臭い、って聞くと、そんなに臭そうには思いませんね。

副作用「口臭」で調べてみると、ドラールやサインバルタもひっかかった。

抗コリン作用が影響してるのでしょうか。
口渇の副作用から口臭が派生することが考えられる。
だとしたら、他の抗コリン薬でも口臭は起きそう。

しかし、口臭は自覚症状というより他覚症状であるので、医師が気にしない限りは副作用の数字として表れにくい。
自覚する口臭を医師に告げたとしたら、自臭症の類の精神疾患が関与している可能性も考えられる。

アイピーディの特徴

Th2サイトカインであるIL-4、IL-5の産生を抑制し、IgE、好酸球を減少させる。。
アレルギーの病態に深くかかわっているIgE産生と好酸球はそれぞれTh2サイトカインであるIL-4とIL-5によって活性化される。

Th2サイトカイン阻害薬であるトシル酸スプラタストは、これらサイトカインのT細胞からの産生を抑制することで抗アレルギー作用を発揮する。
Th2サイトカイン阻害薬はアイピーディ(トシル酸スプラタスト)のみである。

ヘルパーT細胞からのIL-4及びIL-5の産生抑制に基づく、IgE抗体産生抑制作用、好酸球浸潤抑制作用等により、更にケミカルメディエーター遊離抑制作用も加わり、抗アレルギー作用が発揮される。

乳幼児喘息の軽症持続型に対しては単独での使用も可能であるが、とくに血清IgE値が高い例やアトピー性皮膚炎合併例で効果が高いようである。

また、アトピー性皮膚炎乳幼児への投与による喘息への進展予防効果や、成人ではあるが吸入ステロイドとの併用によるステロイド減量効果も報告されている。

ドライシロップの適応疾患は喘息だけであるが、成人ではアレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎も適応疾患となっている。

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