更新日:2016年12月23日.全記事数:3,191件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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バセドウ病でドライアイ?


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眼球突出とドライアイ

抗甲状腺薬(メルカゾール、プロパジール)などを飲んでいる患者さんが、眼科からヒアレインなどをもらって来ていたりする。

Q.バセドウ病で、10年以上「メルカゾール」を飲み続けています。眼が乾燥しやすく、常に充血しています。眼がゴロゴロしたり、光がまぶしい感じもあります。どのような治療が必要でしょうか?
A.バセドウ病による眼症状で「眼球突出」や「瞼裂開大」(眼が見開いたようになる)により、眼球の表面が露出しやすくなり、ドライアイ様の症状をきたすことがあります。
「眼球突出」や「瞼裂開大」が無くても、甲状腺眼症では涙腺に炎症を起こし、涙の分泌量が減り、ドライアイになることもあります。ドライアイになると、眼の表面が乾きやすくなり、傷ができたり、炎症をおこし、ご質問のような症状がでることがあります。このような症状があるときには、点眼薬による治療で改善することもあります。 オリンピア眼科病院

眼球突出によるドライアイの可能性。

若い女性で眼球突出していると、可哀想に思ってしまう。

眼球突出を治すことは難しいので、ドライアイの治療を続けることになる。

甲状腺眼症

バセドウ病による眼球突出だけじゃなく、橋本病でシェーグレン症候群を合併することも多く、それによるドライアイもある。
また、甲状腺眼症という疾患もある。

甲状腺眼症とは、甲状腺に関係した抗体が眼球の周りにある脂肪や目を動かす筋肉の中に存在し、それが標的となって“炎症”が起こるものです。甲状腺機能亢進症(バセドウ病)でも低下症(橋本病)でも、また甲状腺機能が正常であっても甲状腺眼症は起こります。内科の治療によって甲状腺機能異常が治ると目も治ると思いがちですが、それは誤りです。甲状腺と目の治療は別と考えた方が賢明です。日本眼科学会:目の病気 甲状腺眼症

甲状腺眼症では涙腺に炎症を起こし、涙の分泌量が減り、ドライアイになることもあります。

ドライアイと甲状腺の関係だけでも様々です。

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