2019年3月22日更新.3,398記事.5,982,483文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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デパケンとセレニカの違いは?

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デパケンとセレニカの違い

デパケンR錠セレニカR錠
同じバルプロ酸で徐放性製剤。

しかし、大きな違いがあります。

デパケンR錠は一包化可能で、セレニカR錠は一包化不可ということ。

セレニカRの添付文書には、
「本剤は吸湿性が強いので、服用直前までPTPシートから取り出さないこと。また、保存に際してPTPシートを破損しないよう注意すること(本剤をPTPシートから取り出し一包化調剤することは避けること)。」
とある。

一方、デパケンRの添付文書には、
「本剤は糖衣錠であり、吸湿による急激な品質劣化の懸念はない。」
とあり、バラ製剤も販売されており、一包化に問題は無い。

セレニカR錠は一包化できませんが、セレニカにはセレニカR顆粒という剤形もあるので、こちらも1日1回の持続性顆粒のため、処方されるケースは多い。
デパケンの散剤には持続性ではない細粒しか剤形が無いので、セレニカR顆粒の勝利。

デパケンとセレニカの用法

デパケンRの用法は、1日1~2回。

一方、セレニカRの用法は、1日1回。

デパケンRは9時間で80%が溶出するのに比べて、セレニカRは14時間で80%が溶出します。
そのために1日の服用回数が違うらしい。

セレニカRは一包化できないという大きなデメリットがありますが、血中濃度を一定に保ち病態をコントロールするには、セレニカのほうが適しているのかもしれない。

バルプロ酸Na徐放錠200mgはデパケンR?セレニカR?

バルプロ酸Na徐放錠200mgという一般名処方。
もしこの一般名処方が来た場合、セレニカRを出してもデパケンRを出してもいいのか?

セレニカRとデパケンRでは用法と規格が違います。
デパケンRの用法は1日1~2回で、規格は100mgと200mg。
セレニカRの用法は1日1回で、規格は200mgと400mg。

最近デパケンRのジェネリックで東和のバルデケンRが、バルプロ酸Na徐放B錠200mg「トーワ」と名前を変えた。
B錠がデパケンRのジェネリックならA錠がセレニカRのジェネリック?というわけでも無いようだ。
セレニカR錠のジェネリックは存在しない。

不明な場合には、疑義照会も必要になるが、このへんの違いについて、医師も理解していないことが多い。
他の医療機関で処方されていた薬をそのまま一般名で処方しようとする医師に、説明するのがとっても面倒。

バルプロ酸Na徐放B錠200mg「トーワ」は一包化できる?

先発医薬品でバルプロ酸ナトリウム徐放剤の代表であるセレニカR錠200mg・400mgは吸湿性に問題があり、一包化には向いていない。
またもう1つの先発医薬品のデパケンR錠100・200は、PTP包装下での安定性のデータはインタビューフォームに記載があるものの、無包装状態でのデータは十分ではない。

これに対し、後発医薬品のバルデケンR錠100mg・200mgは、無包装状態での安定性データが公開されており、温度は40℃3か月で外観、硬度、含量、溶出性に変化がなし、湿度は25℃75%で3か月で外観、硬度、含量、溶出性に変化がなしとあり、一定条件下では劣化に対してほかの製剤より安定性に優れている可能性があると言え、一包化の際には参考となる。

ただし、てんかん患者に用いる場合は、そのコントロールを行う薬物血中濃度領域が狭い場合があり、特に徐放製剤変更には注意が櫃王である。
適応症や患者状態など、場合によっては製剤変更する際に医師と密な連携を取る必要があるだろう。

参考書籍:調剤と情報2013.12

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腎機能障害時に注意が必要な抗真菌薬は?

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薬剤師

アゾール系抗真菌薬のほとんどが肝代謝酵素CYP3A4を阻害するが、腎機能障害時に特に注意が必要となる抗真菌薬の組み合わせはどれか。
A. ボリコナゾール注(ブイフェンド)-フルコナゾール注(ジフルカン)
B. ボリコナゾール注(ブイフェンド)-イトラコナゾール(イトリゾール)
C. ボリコナゾール注(ブイフェンド)-ミコナゾール(フロリードゲル)
D. フルコナゾール注(ジフルカン)-イトラコナゾール(イトリゾール)
E. フルコナゾール注(ジフルカン)-ミコナゾール(フロリードゲル)
F. イトラコナゾール(イトリゾール)-ミコナゾール(フロリードゲル)

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生息地:雪国
好きな言葉:三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう byカルテット

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