2018年10月17日更新.3,349記事.5,698,953文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

記事

アムロジン1日2回?

スポンサーリンク


アムロジンの用法

アムロジンは血圧の薬で、用法は1日1回でいい長時間作用型の薬です。

それがごく稀に、1日2回朝夕食後という用法で処方されることがあります。

一応疑義照会しますが、1日2回で間違い無いという返答。

疑義照会しても大体「その通り出して」と言われます。理由はわからず終い。これが医薬連携。

1日1回で飲み忘れの多い患者さんには1日2回のほうが良いということも考えられます。

1日2回の薬を1日1回で飲むのはちょっと…ですが、1日1回の薬を2回に分けて飲んでも大丈夫でしょう。血圧の薬に関しては。

これが医師のさじ加減というものです。

ここまで書いた後に高血圧治療ガイドラインを見ましたら、

「降圧薬は1日1回投与を原則とするが,24時間にわたって降圧することがより重要であり,1日2回の分割投与が好ましいこともある。」との記載が。

高血圧治療ガイドライン2009年度版(JSH2009) 医療関係者向けページ

ガイドラインに書いてあれば間違いねえや。

1日2回でもOKってことで。

朝夕分割処方

原則1日1回のCa拮抗薬 朝夕分割処方 医師の48%で経験あり メドピア調査 国内ニュース ニュース ミクスOnline

原則1日1回のCa拮抗薬 朝夕分割処方 医師の48%で経験あり メドピア調査
公開日時 2011/08/03 05:01
医師限定コミュニティサイト「MedPeer」を運営するメドピアはこのほど、原則1日1回投与のカルシウム拮抗薬の分割投与の調査結果をまとめた。それによると、「1日1回処方のまま増量する」と、「保険審査に関わらず分割処方に変更したことがある」との回答が、それぞれ40%超で拮抗した。分割処方した医師の多くは、保険で査定されていないものの、「査定が厳しくなったので1回処方にした」との意見もあった。なお、MedPeer会員医師は約3万6000人。
調査は4月25日~5月1日に実施した。有効回答数は1387件。同調査は、会員医師がほかの会員医師に日常診療などにおける素朴な疑問を聞くもの。今回は、「原則1日1回投与のカルシウム拮抗薬でも朝夕に内服する方が一日中効果が持続する印象がある」との印象を持った医師が、1日2回の分割処方に変更した経験があるかどうかなどを会員医師に質問した。
その結果、「1日1回処方のまま増量する」との回答が46.1%と最も多かった。自由意見では、「1回で処方して、審査対象になることはないようにしている」(40代、腫瘍内科)など、認可された用法・用量で処方するケースが多かった。「最初から分割処方した患者はなく、別の降圧剤を追加することが多い」(50代、消化器内科)、「分割処方は服薬コンプライアンスが下がる」といった意見もあった。
一方、「保険審査に関わらず分割処方に変更したことがある」が40.7%、「保険審査の対象にならないことを確認したのち、分割処方に変更したことがある」が7.4%で、「分割処方に変更したことがある」との回答は合計48.1%となった。この分割処方した経験のある医師からは、「朝増量より、夕食後投与を追加したほうが起床時血圧を下げる印象がある」(40代、一般内科)、「内服後の血圧推移をみると、内服後半日以内の降圧効果が高いように思う」(50代、一般内科)など分割処方のメリットをあげる声が多く寄せられた。また、「透析患者の場合、朝夕の方が、血圧が下がり過ぎない」(腎臓内科・透析)など、疾病特性に合わせているとの意見もあった。
査定については、「分割のほうがよいと思うが、4月から審査が厳しくなりそうなので増量しかないかと思っている」(50代、一般内科)、「保険ではねられると困るので、そこを確認し、症状詳記や加筆することで投与回数を変えたりしている」(40代、一般内科)など、査定に注意を払っていることが浮かび上がった。

「1回で処方して、審査対象になることはないようにしている」

とは、処方せん上は1日1回だけど、患者には口頭で1日2回と伝えている、ということかな。

今は査定されてない患者でも、後々査定されるかも。

薬局でも気をつけなきゃ。

スポンサーリンク

コメントを書く

カテゴリ

プロフィール

IMG_0670
名前:yakuzaic
職業:管理薬剤師
出身大学:ケツメイシと同じ
勤務地:さくらんぼ県
好きな言葉:三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう
follow us in feedly

最新の記事

人気の記事

最近のコメント

検索

スポンサーリンク

リンク

にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ

タグ

検査値 調剤関連資料