更新日:2016年12月21日.全記事数:3,169件.

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肝硬変に夜食療法?


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LES食とは?

肝硬変におけるエネルギー補給方法としてLES食(Late Evening Snack:就寝前捕補食)を含めた分割食が推奨されています。

肝硬変では肝臓に蓄えることができるグリコーゲン量が低下するため、夕食後から朝にかけて飢餓状態に陥ることがあります。

これを防ぐために200kcal程度の補食を就眠前に行うのです。

朝倉医師会病院|肝臓友の会

肝硬変になると、肝臓でのグリコーゲンの貯蔵量が少なくなってきます。よって肝硬変の人が夕食から翌日朝食まで(夜間睡眠時に)12時間近く何も食べないことは、健康な人が3日間ほど絶食したのに匹敵すると言われています。朝起きた時に飢餓状態(肝臓から血液にグリコーゲンを供給できない状態)になっているわけです。

倦怠感を感じたりすることもあります。またグリコーゲン(糖分)の代わりに筋肉のタンパク質が使われ、筋肉が徐々に少なくなってしまいます。栄養状態はさらに悪くなり症状の悪化を招きがちになります。

よって栄養状態の悪い肝硬変患者は、6時間以上絶食しないことが大切です。その対策には夜食療法( Late Evening  Snack)が良いと言われています。

夜食療法は、「寝る前《に「夜食《をとります。夜食を摂ることにより夜間のエネルギー上足がなくなり、栄養状態の改善が期待できるわけです。

肝硬変患者が、夜7時に晩御飯を食べて、朝7時に朝ごはんを食べると、健常人の3日間の絶食状態に匹敵するわけです。

ただ、夜食を増やすだけでは、摂取カロリーを増やしてしまうので、夜食の分のカロリーは朝昼夕の食事から抜かなければならない。

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