更新日:2015年10月22日.全記事数:3,093件

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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カロナールは1日2回まで?


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カロナールの用法

カロナールの用法は、

1. 下記の疾患並びに症状の鎮痛
頭痛,耳痛,症候性神経痛,腰痛症,筋肉痛,打撲痛,捻挫痛,月経痛,分娩後痛,がんによる疼痛,歯痛,歯科治療後の疼痛,変形性関節症
通常,成人にはアセトアミノフェンとして,1回300~1000mgを経口投与し,投与間隔は4~6時間以上とする。なお,年齢,症状により適宜増減するが,1日総量として4000mgを限度とする。また,空腹時の投与は避けさせることが望ましい。
2. 下記疾患の解熱・鎮痛
急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)
通常,成人にはアセトアミノフェンとして,1回300~500mgを頓用する。なお,年齢,症状により適宜増減する。ただし,原則として1日2回までとし,1日最大1500mgを限度とする。また,空腹時の投与は避けさせることが望ましい。
3. 小児科領域における解熱・鎮痛
通常,幼児及び小児にはアセトアミノフェンとして,体重1kgあたり1回10~15mgを経口投与し,投与間隔は4~6時間以上とする。なお,年齢,症状により適宜増減するが,1日総量として60mg/kgを限度とする。ただし,成人の用量を超えない。また,空腹時の投与は避けさせることが望ましい。

風邪のときは原則として1日2回まで。

頭痛とか、小児には投与間隔4~6時間。

投与間隔4~6時間というと、1日4~6回使える計算になる。

でも、そんなに使っちゃいけない。

肝臓への負担の面から考える。

カロナール1回1000mg?

アセトアミノフェンの用量って大体10mg/kgくらいと思ってる。

添付文書の用量も変わって、鎮痛目的で使う場合、1回1000mgまで投与できるようになった。
カロナール錠200mg1日20錠とか処方されたら驚きますが。

アセトアミノフェンの特徴は?

鎮痛と解熱作用があるが、抗炎症作用はない。
また、副作用として肝障害はあるが、消化管、腎機能、血小板機能に対する影響が少ないのが特徴である。
肝障害は4g以上の大量投与で発生する可能性が高くなる。
解熱に使う通常量では鎮痛効果が弱く、経口投与では通常1回500~1000mg、4~6時間ごとに投与(毎食後および就寝前)する。
1回量1000mgないし1日量4000~6000mgが有効限界量である。

参考書籍:調剤と情報2013.8

アセトアミノフェンには肝毒性がある?

カロナールのようなアセトアミノフェン製剤は肝臓に負担をかけます。

カロナール細粒の血中濃度半減期は2.45時間。

その4倍の約10時間は体内にあります。

1日2回の服用なら、投与間隔は12時間ごとになるので少しは体内に薬がない時間ができる。

1日4回の服用になると、投与間隔が6時間ごとになるので常に体内に薬があることになります。

常に体内に薬があるということは、常に代謝も行われることになるため肝臓にも常に負担がかかると予想されます。

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