2019年4月18日更新.3,408記事.6,019,029文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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パキシルの1日上限量は40mg?

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パキシルの1日上限量

私の勤務先では精神科や心療内科の処方をあまり受け付けないが、パキシルの処方で20㎎錠はあまり見たことがなく、10㎎が多い。

そのため、1日量で40㎎というのもあまり見かけないが、パキシルには1日の上限量が病名別にあり、注意する必要がある。

以下がパキシルの適応症別の用法用量。

適応症用法用量
うつ病・うつ状態通常、成人には1日1回夕食後、パロキセチンとして20~40mgを経口投与する。投与は1回10~20mgより開始し、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量する。なお、症状により1日40mgを超えない範囲で適宜増減する。
パニック障害通常、成人には1日1回夕食後、パロキセチンとして30mgを経口投与する。投与は1回10mgより開始し、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量する。なお、症状により1日30mgを超えない範囲で適宜増減する。
強迫性障害通常、成人には1日1回夕食後、パロキセチンとして40mgを経口投与する。投与は1回20mgより開始し、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量する。なお、症状により1日50mgを超えない範囲で適宜増減する。
社会不安障害通常、成人には1日1回夕食後、パロキセチンとして20mgを経口投与する。投与は1回10mgより開始し、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量する。なお、症状により1日40mgを超えない範囲で適宜増減する。
外傷後ストレス障害通常、成人には1日1回夕食後、パロキセチンとして20mgを経口投与する。投与は1回10~20mgより開始し、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量する。なお、症状により1日40mgを超えない範囲で適宜増減する。

パキシル1日40㎎の場合、パニック障害ではないかという確認が必要になる。
パキシル1日50㎎の場合、強迫性障害であるという確認が必要になる。

しかし、内科的な病名ですら確認するのに一苦労なのに、このような精神系の病名を聴取するのは至難の業である。

1日60㎎を超えていたら、疑義照会は必須である。
しかし、1日1回夕食後という用法はしょっちゅう破られているけどね。

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肺非結核性抗酸菌症患者に注意すべき睡眠薬は?

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薬剤師

不眠を訴える患者が結核のような名前の病気を持っているとのこと。問い合わせで肺非結核性抗酸菌症と判明した。気を付けるべき睡眠薬は?
A. ハルシオン
B. ベルソムラ
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D. ルネスタ
E. ロゼレム

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