2018年12月15日更新.3,343記事.5,774,031文字.

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DPP-4阻害薬は便秘になりやすい?

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DPP-4阻害薬

インスリンの分泌を助けて、血糖値を下げる薬です。

食後に消化管から分泌されるインクレチンというホルモンは血糖を下げるインスリンというホルモンの分泌を促進したり、血糖を上げるグルカゴンというホルモンの分泌をおさえたりする働きがあります。
この薬は、インクレチンを分解するDPP-4という酵素の働きを阻害することにより、インクレチンの濃度が上昇することで、インスリン分泌をうながし、グルカゴン分泌を抑えて、血糖を下げる薬です。

インスリン分泌能の残る2型糖尿病例に有効。 SU剤と併用する場合は、SU剤を減量して低血糖に注意する。
血糖上昇時に膵からのインスリン分泌を促し血糖改善する。
単独では低血糖は起こらないが、SU剤と併用時、低血糖の可能性あり。

DPP4阻害薬と便秘

GLP1には、消化管の蠕動運動を抑制し、幽門筋の収縮力を高め、経口摂取された食物の十二指腸への流入を遅延させる働きがある。

そのため血中のGLP1濃度が高まると、吐き気、腹部膨満、便秘などの消化管症状が起こりやすくなる。
これらは、GLP1アナログ製剤ではよく知られた副作用だが、GLP1の分解を阻害するDPP4阻害薬でも、起こる可能性は十分にある。

エクアの副作用をみると、
(1%~5%未満)便秘、腹部膨満、血中アミラーゼ増加、リパーゼ増加
と、高めの割合でみられる。

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