更新日:2017年7月30日.全記事数:3,117件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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フォルテオとテリボンの違いは?


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テリパラチド

院内で使われる薬にはめっぽう弱い、調剤薬局勤務の薬剤師です。

フォルテオテリボン(どちらもテリパラチド)といった骨粗鬆症の薬の話。
テリパラチド製剤は、副甲状腺ホルモン(PTH)製剤です。

副甲状腺ホルモンと聞くと、透析患者に使われるレグパラを思い出しますが、レグパラが骨折予防に使われることもあります。
レグパラで骨折予防? – くすりの勉強 -薬剤師のブログ-

副甲状腺ホルモンの働きと骨折予防についての話は、難しいので、後に置いておきます。

まず、フォルテオテリボンの違いについて。
簡単に言えば、フォルテオが毎日注射する薬で、テリボンが週に1回注射する薬。
フォルテオは毎日注射する必要があるので、自己注射になります。
テリボンは週に1回で良いので、通院治療が可能です。

副甲状腺ホルモンの働き

ビスホスホネート製剤は、破骨細胞の働きを抑えることで骨吸収を防ぎます。
副甲状腺ホルモンは骨吸収を促進することで、血中のカルシウム濃度を上げます。

ということは、副甲状腺ホルモンによって、骨折のリスクは高まりそうな気がします。

しかし、副甲状腺ホルモン製剤の投与法によっては、骨形成を促進させることができるとわかりました。
持続的に副甲状腺ホルモンが高い状態では、骨は吸収されて減少する方向に向かいますが、たとえば24時間ごとに断続的に、副甲状腺ホルモンを上昇させると、
骨形成が促進され、骨は増加する方向に向かうことが分かりました。
この骨形成促進のはっきりとしたメカニズムはわかりませんが、副甲状腺ホルモンの骨芽細胞を増やす働きが関与していると思われている。

以上。

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職業:管理薬剤師
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