更新日:2017年6月1日.全記事数:3,096件.今日の勉強

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

記事

柴胡加竜骨牡蛎湯はハイリスク薬?


スポンサードリンク

柴胡加竜骨牡蛎湯

診療報酬情報提供サービスのページに「特定薬剤管理指導加算等の算定対象となる薬剤一覧」が載っている。

なにげなく見ていると、「?」という薬が。

コタロー柴胡加竜骨牡蛎湯エキス細粒
ツムラ柴胡加竜骨牡蛎湯エキス顆粒(医療用)

なぜ漢方薬がハイリスク薬に?
ハイリスクか?
漢方もハイリスクなのか?
そしたら、何もかもハイリスクだ。と混乱。

しかも、ツムラとコタローだけだし。クラシエはNG。
それぞれの効能効果をみてみる。

「ツムラ柴胡加竜骨牡蛎湯エキス顆粒(医療用)」
比較的体力があり、心悸亢進、不眠、いらだち等の精神症状のあるものの次の諸症
高血圧症、動脈硬化症、慢性腎臓病、神経衰弱症、神経性心悸亢進症、てんかん、ヒステリー、小児夜啼症、陰萎

「コタロー柴胡加竜骨牡蛎湯エキス細粒」
精神不安があって驚きやすく、心悸亢進、胸内苦悶、めまい、のぼせ、不眠などを伴い、あるいは臍部周辺に動悸を自覚し、みぞおちがつかえて便秘し、尿量減少するもの。
動脈硬化、高血圧、腎臓病、不眠症、神経性心悸亢進、心臓衰弱、テンカン、小児夜啼症、更年期神経症、陰萎、神経症。

「クラシエ柴胡加竜骨牡蛎湯エキス細粒」
精神不安があって、どうき、不眠などを伴う次の諸症:
高血圧の随伴症状(どうき、不安、不眠)、神経症、更年期神経症、小児夜なき

適応症からみると「精神神経用剤」としての算定になるのかなあ、と思っていたが、もしかして「てんかん」?

ツムラとコタローにあって、クラシエに無い適応症は、「てんかん」。
それなら納得。
ダイアモックスとかもてんかんでハイリスク薬とれるし。

でも、てんかんに柴胡加竜骨牡蛎湯という処方は見たことがない。

それにしても、同じ漢方薬の成分でも、メーカーによって適応症が異なるというのは初めて知った。
「ツムラの在庫が無いからクラシエに変えて」という要望はすべきではないな。

スポンサードリンク

コメントを書く

カテゴリ

プロフィール

IMG_0670
名前:yakuzaic
職業:管理薬剤師
出身大学:ケツメイシと同じ
勤務地:さくらんぼ県
好きな言葉:「三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう」
follow us in feedly

リンク

お気に入りリンク集
お気に入り書籍
添付文書を調べる(PMDA)

人気の記事

最新の記事

ランダム記事

検索

にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ

スポンサードリンク