更新日:2017年3月15日.全記事数:3,168件.

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しもやけにプロスタンディン軟膏?


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しもやけにプロスタンディン軟膏

しもやけに使う塗り薬といえば、ユベラ軟膏が定番ですね。

1本56gという中途半端な軟膏チューブ。
処方は10gとか20gとかで出されるし、期限も短いからほぼデッドストック確実な、薬剤師泣かせの薬。

そのしもやけにプロスタンディン軟膏を使うという話を初めて聞きました。
プロスタンディン軟膏といえば、褥瘡治療薬というイメージしかなかった。
効能効果も「褥瘡、皮膚潰瘍(熱傷潰瘍、糖尿病性潰瘍、下腿潰瘍、術後潰瘍)」だし、凍瘡には適応外になるだろう。

プロスタンディン軟膏の薬効薬理は、
「皮膚血流増加作用、血管新生促進作用、表皮形成促進作用、創傷治ゆ促進作用」となっており、血流増加作用がしもやけに効果的な感じはある。

プロスタンディン軟膏の成分は「アルプロスタジル アルファデクス」というプロスタグランジンE1製剤である。
プロスタグランジンE1製剤といえば、内服薬でいえば、オパルモン/プロレナール(リマプロスト アルファデクス)がある。

オパルモンの効能効果は、
1. 閉塞性血栓血管炎に伴う潰瘍、疼痛および冷感などの虚血性諸症状の改善
2. 後天性の腰部脊柱管狭窄症(SLR試験正常で、両側性の間欠跛行を呈する患者)に伴う自覚症状(下肢疼痛、下肢しびれ)および歩行能力の改善

オパルモンが冷えに使われることはある。

そう考えると、プロスタンディン軟膏のほうが直接冷えている箇所に塗ることができるので、効果的な気はする。

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