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アローゼンとプルゼニドの違いは?
公開. 更新. 投稿者:便秘/痔.この記事は約2分39秒で読めます.
5,439 ビュー. カテゴリ:アローゼンとプルゼニドの違いは?
アローゼンもセンノシドも有効成分は同じで、どっち使っても同じじゃね?としか思っていませんでしたが。
プルゼニドをずっと使っていた患者さんが、アローゼンを追加処方され、医師から交互に使ってみるように言われたらしい。
そういうことをして意味のあることなのかよくわかりませんが、ちょっと調べてみる。
アローゼンの成分は、1g中センナ577.9mg、センナジツ385.3mg。
プルゼニドの成分は、1錠中センノシドA・Bとして12mg。
センナとセンノシドがごっちゃになる。
アローゼンの有効成分として、インタビューフォームには、
本品は定量するとき、1g 当たり、センノシドA(C42H38O20:862.75)とセンノシドB(C42H38O20:862.75)の含量の合計として10~20mg を含む。
と書かれている。
プルゼニドは高度の便秘に1回48mgまで投与できるが、アローゼンは1回0.5~1.0gとのことなので、センノシドの成分的には20mgまでしか入っていない。
有効成分のセンノシドだけで比較してしまうと、今までプルゼニド2錠を連用していた患者に、アローゼン1gを処方追加して、交互に使っても、意味は感じられないが、アローゼンという薬に含有されているのはセンノシドだけではない。
アローゼンの添加物として「オノニス根エキス」「タラクサシ根草エキス」「ミレフォリウム草エキス」などの民間薬の成分も配合されており、これらがどのような働きをするのかわからないが、何かプラスアルファの効果があるのかもしれない。
プルゼニド1日2回?
アローゼンとプルゼニドの大きな違いとして、用法の違いが挙げられる。
アローゼンの用法は、
通常成人1回0.5~1.0gを1日1~2回経口投与する。
プルゼニドの用法は、
通常成人1日1回12~24mgを就寝前に経口投与する。
たまに、プルゼニド1日2回朝夕食後、という処方がくることもあるが、疑義照会の対象となる。
下剤の飲み方といえば、就寝前が一般的であるが、アローゼンに関しては1日2回朝就寝前みたいな用法もアリなわけだ。
普通の人が朝下剤を飲んだら昼頃にもよおすことになる。
反応が悪い人では、朝飲んでも出るとは限らない。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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