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偽妊娠療法と偽閉経療法どっちがいい?
公開. 更新. 投稿者:月経/子宮内膜症.この記事は約1分22秒で読めます.
2,417 ビュー. カテゴリ:偽閉経療法
子宮筋腫とか子宮内膜症は、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が影響を及ぼし、エストロゲンが過剰に作用すると悪化する。
なので、エストロゲンの分泌を低下させて、閉経後の状態に近くするのが「偽閉経療法」。
使われるのは、ボンゾールとかGnRHアナログ製剤。
しかし、更年期と同じような状態にするので、更年期障害が起こる可能性がある。
偽妊娠療法
子宮内膜症は、子宮以外の場所に子宮内膜ができる病気。
月経時に痛くなるので、月経が来ないようにすればいい。
女性にとって、月経が来ない状態とは、閉経後か妊娠中である。
閉経の状態にするのが「偽閉経療法」で、妊娠の状態にするのが「偽妊娠療法」。
子宮筋腫はエストロゲンの分泌が原因といわれているので、エストロゲンを用いる偽妊娠療法は行われない。
偽妊娠療法とは、人工的に妊娠してる状態をつくり月経をなくす方法です。偽妊娠療法は主に子宮内膜症の治療として行なわれます。
妊娠中は生理が起こらないことが特徴ですが、「偽妊娠療法」ではそれと同じような状態を作りだします。子宮内膜症では毎月の月経がその症状を悪化させる1つの原因となっています。
そこでエストロゲンとプロゲステロンの混合剤(ピル)を飲み続けることで妊娠したような状態を作り出します。そうすることで生理痛、排便痛などの痛みを抑える効果を期待します。しかし偽妊娠療法は病巣の活動を抑制するもので、根治するものではありません。
また偽妊娠療法を長期にわたって治療を続けることで、副作用を伴うことがあります。そこで現在では「偽閉経療法」という別の方法が一般的な治療法です。
偽妊娠療法よりも偽閉経療法のほうが効果が高い。
若い人や症状の軽い人には「偽妊娠療法」。
症状の重い閉経の近い人には「偽閉経療法」。
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