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小児に使えない点鼻薬?
公開. 更新. 投稿者:花粉症/アレルギー.この記事は約1分28秒で読めます.
7,201 ビュー. カテゴリ:点鼻薬は何歳から使える?
点鼻薬を小児に使うときの注意としては、トークやプリビナなどの血管収縮薬を2歳未満に使ってはいけないことが有名です。
プリビナの禁忌
2歳未満の乳・幼児〔本剤の作用が強くあらわれ、ショックを起こすことがある。〕
トーク。。。現在はトラマゾリン点鼻液という名称、の禁忌
2歳未満の乳・幼児
[過量投与により発汗、徐脈等の全身症状が発現するおそれがある。]
これらの血管収縮薬を小児に対して過度に使用すると、発汗、徐脈、昏睡などのショック症状が現れ、危険だからです。
抗ヒスタミン薬やステロイドの点鼻では別に年齢制限なく使えそうですが、添付文書上での制限もあるので注意が必要です。
ザジテン点鼻液やリボスチン点鼻液の添付文書には、
「低出生体重児、新生児、乳児、幼児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。」
となっているので、基本的には7歳以上からの適応です。
インタール点鼻液は、小児に関しての注意書きは何もないので、乳幼児でも使用可能かと。
アルデシンAQネーザルの添付文書には、
「低出生体重児,新生児,乳児又は5才以下の幼児に対する安全性は確立していないので,慎重に投与すること。」
となっているので、6歳以上から。
小児用フルナーゼは、
「低出生体重児、新生児、乳児、又は4歳以下の幼児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。」
となっているので、5歳以上。
ナシビン、トーク、プリビナ、ナーベル、コールタイジンは2歳未満に禁忌。
ナーベル、コールタイジンの用法用量には「本剤は原則として6歳以上の小児及び成人に用いる。」という記載も。
禁忌については疑義照会かけますが、それ以外については査定されたことも無いので流しますけど。
医療用だと基本的に血管収縮薬のほうが危険で、ステロイドのほうが使いやすいイメージですが、OTCではナザールスプレーは7歳から使えるけど、ステロイド配合のナザールARは18歳以上じゃないと使えない。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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