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0.5単位刻みのインスリン注射?
公開. 更新. 投稿者:糖尿病.この記事は約1分13秒で読めます.
7,515 ビュー. カテゴリ:ヒューマログ注ミリオペンHD
インスリンの単位って1単位ごとの調節しかできないの?
インスリン注射の用量調節は、1単位刻みというイメージだが、2018年7月2日に「ヒューマログ注ミリオペンHD」という0.5単位刻みの投与量調節を可能なインスリンキット製剤が発売された。
小児患者や高齢患者など、より細かい投与量調節が必要であるとして開発されたものである。
今まで無かった。
朝5.5単位ー昼4.5単位ー夕5.5単位
みたいな処方は基本的に無い。
キット製剤では。
ランタス注ソロスター 1キット
寝る前4.5単位
みたいな処方は疑義照会の対象。
しかし、カートリッジ製剤の場合、ペン型注入器の種類によっては、0.5単位刻みで注射できるようだ。
ヒューマペンラグジュラHD、ノボペンエコーが0.5単位刻みで注射できる注入器。
インスリンペン型注入器 | 第1部 | 糖尿病リソースガイド
違うメーカーのカートリッジ製剤をペン型注入器にセットして起こる事故、意図的にランタスをヒューマペンラグジュラHDに入れて0.5単位刻みで使うような話も聞いたことがありますが、他社製の注入器は使わないように。
・ヒューマペンラグジュラHD使用製剤:ヒューマログ注・ミックス25注・ミックス50注、ヒューマリンR注・N注・3/7注のカートリッジ製剤又はインスリン グラルギンBS注カート「リリー」(100単位/mL)
・ノボペンエコー使用製剤:ノボラピッド、レベミル、トレシーバ、ノボラピッド30ミックス
今後0.5単位刻みのキット製剤が増えてくるのだろうか?
糖尿病専門医じゃなきゃ使わないのかな。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
そんな薬剤師には、m3.com(エムスリードットコム)の、薬剤師のための「学べる医療クイズ」がおすすめ。