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ヒアレインとヒアレインミニの違いは?
公開. 更新. 投稿者:眼/目薬/メガネ.この記事は約2分37秒で読めます.
12,456 ビュー. カテゴリ:ヒアレインとヒアレインミニ
ヒアレインとヒアレインミニの違いは?
ドライアイでよく使う目薬、ヒアレイン点眼液。
ヒアレインミニという商品もあります。
このヒアレインミニは、1回分ずつ薬液を詰めたシングル・ユニット・ドーズ型の点眼液です。
このため、ヒアレインミニには防腐剤のベンザルコニウム塩化物が添加されていません。
1日6回以上など、頻繁に点眼するような重症のドライアイでは、防腐剤を添加していないヒアレインミニを使うほうが望ましいです。
しかし、ヒアレイン、ヒアレインミニの添付文書の適応症には、
下記疾患に伴う角結膜上皮障害
・シェーグレン症候群、スティーブンス・ジョンソン症候群、眼球乾燥症候群(ドライアイ)等の内因性疾患
・術後、薬剤性、外傷、コンタクトレンズ装用等による外因性疾患
(ヒアレインミニ点眼液0.1%、ヒアレインミニ点眼液0.3%の保険請求については、シェーグレン症候群又はスティーブンス・ジョンソン症候群に伴う角結膜上皮障害に限る)
と、書かれており、ただのドライアイ、あるいはコンタクトレンズ装用者だからといって、ヒアレインミニを処方できるわけではありません。
ヒアレインミニは1本で何滴注せる?
使い捨ての目薬といえば、ヒアレインミニ、ムコスタ点眼液が思い浮かぶ。
ヒアレインミニは1本0.4mL。
ムコスタUDは1本0.35mL。
1滴=0.05mLと言われているので、ヒアレインミニが1本で8滴、ムコスタが1本で7滴注せるという計算。
両目に1滴ずつ注したとしても1回2滴。
ヒアレインミニの添付文書には、
「使用の際は、最初の1~2滴は点眼せずに捨てるよう指導すること(開封時の容器破片除去のため)。」
と書かれている。
なので、1回3~4滴注すことになる。
ムコスタUDには使用前の空点眼の指示は無いけれど、破片が混入する危険性は無いのかな?
とにかく、半分程度は残薬として残ってしまうのですが、使い捨てなので、残薬は廃棄する必要があります。
なんかもったいない。
ヒアレインの特徴
フィブロネクチンと結合し、上皮細胞の接着、伸展を促進。
優れた保水性。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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