2019年2月20日更新.3,370記事.5,924,009文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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透析患者はリアップを使っちゃダメ?

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腎機能障害とリアップ

リアップなんて、「使ったことあります」と言ったら大した説明もなく販売される、安全性の高いだと思っている。
もともと降圧剤として開発された薬だったので、血圧の変動には注意すべき薬ですが。

このリアップ(ミノキシジル)ですが、
「ミノキシジルを腎機能障害の患者へ投与する際は、排泄・代謝が遅延するため用量の調節が必要である。」
という一文を見かけたので、調べてみる。

添付文書上は、「相談すること」の中に、

(3)心臓又は腎臓に障害のある人。
本剤は心臓や腎臓に影響を及ぼす可能性が考えられます。

と書かれているのみです。

参考:腎障害者のリアップ使用

・通常、リアップは一日二回、一回1mlと用法用量が定められている。日本で市販されている製品は、1%(10mg/ml)製剤、5%(50mg/ml)製剤の二規格。塗布量の1%が吸収されることから、それぞれ0.1mg/回、0.5mg/回が体内へ移行する。

・リアップの使用で問題となるのは、ミノキシジルの降圧作用(血管拡張作用)であるが、ヒト循環器系に影響を及ぼす濃度は10ng/mlといわれている。

・リアップX5の長期投与におけるCmaxの最高値は3.30ng/mlである。

結果、腎機能がかなり低下した患者がリアップを使用する際は、減量が必要である。メーカーの回答も「経皮吸収はほとんど無いが、腎排泄の薬であるためお勧めできない」という返答。

リアップという効いているんだか効いていないんだかわからないような薬でリスクがあるんなら止めちゃえ、って簡単に思いますが、当事者にとっては深刻な問題だったりします。薄くなりつつある私にもわかります。
医師の意見を聞いて、最終的には自己責任ということにもなりますが、血圧や心拍数の変動を見ながら注意して使っていれば、問題ないと思う。

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バンコマイシン血中濃度の適切な採血指示は?

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薬剤師

アミノ配糖体系抗菌薬使用時の血中濃度モニタリングのポイントは「投与直前と投与開始1時間後」であるが、バンコマイシンの血中濃度採血指示で適切なのは次のうちどれか。
A. 投与直前(トラフ値)
B. 投与終了直後(ピーク値)
C. 投与開始1時間後(ピーク値)
D. 投与開始2~3時間後(ピーク値)
E. 投与直前と投与開始2~3時間後

先生

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