更新日:2017年2月3日.全記事数:3,191件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

記事

子供用の目薬?


スポンサーリンク

子ども用目薬

市販の目薬には、小児用の目薬が大人用の目薬とは別に販売されているものがある。
大人用のものよりも刺激が少なく、やさしい刺し心地となっているようだ。
それだけ。

医療用の目薬にも、大人用と小児用があるものだと思っている人がいる。

大人も子供も眼球の大きさには大差がないので、子供にも大人用の目薬が処方される。
大人と子供で使用量が違うということも無い。
1滴で十分です。

小児適応のある抗菌点眼薬はオゼックスだけ?

抗菌点眼薬には、色々ありますが、小児に対する用法用量が添付文書に明記されているのは、オゼックス点眼液だけです。
「通常、成人及び小児に対して1回1滴、1日3回点眼する。」と。
オゼックスしか使えないわけじゃありませんが、小児科医は使いやすいのかな。

赤ちゃんは目ヤニが出やすい?

涙は目頭にある涙点という小さな穴から、細い管(鼻涙管)を通って鼻の奥へと流れます。
この鼻涙管の途中に膜のようなものが残って塞がっている赤ちゃんがいます。
これが鼻涙管閉塞症。

うまく涙が流れないため、鼻涙管のなかで細菌感染を起こすことがあり、これを新生児涙嚢炎といいます。
目ヤニがたくさん出ます。
自然に開通することが多いので、抗菌点眼薬を処方して経過観察。
閉塞まで行ってなくても、赤ちゃんはそもそも鼻涙管が細いので、涙の流れが悪く、細菌感染を起こしやすいです。

先天性鼻涙管閉塞

いつも涙目の赤ちゃんは、先天性鼻涙管閉塞という病気かも。
涙は通常、目から鼻に流れていきます。
しかし、この涙の通り道がふさがっていることがあります。
それが、先天性鼻涙管閉塞。

赤ちゃんのなかには、生まれつき鼻涙管から鼻腔に通じる部分に膜が残ってしまっていることがあります。
そのため、涙が鼻に流れることができず、目にたまり、外にこぼれます。
涙嚢にたまった涙には細菌が繁殖しやすく、目やにがたくさん出ます。
しかし、赤ちゃんはもともと鼻涙管が細く、閉塞を起こしていない正常な赤ちゃんでも、目やにが出ることも多いです。

スポンサーリンク

関連する記事

コメントを書く

カテゴリ

プロフィール

IMG_0670
名前:yakuzaic
職業:管理薬剤師
出身大学:ケツメイシと同じ
勤務地:さくらんぼ県
好きな言葉:「三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう」「時間は有限、努力は無限」
follow us in feedly

人気の記事

最新の記事

資料

検索

スポンサーリンク

にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ