更新日:2016年11月20日.全記事数:3,190件.

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乳児血管腫にプロプラノロール?


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乳児血管腫治療剤プロプラノロール塩酸塩

乳児血管腫の治療薬として、マルホがプロプラノロール塩酸塩の製造販売承認を申請したらしい。
プロプラノロール塩酸塩といえば、インデラル。
なぜ今更、と思ったら、乳児血管腫を適応症とする新薬のようだ。

マルホは、乳児血管腫治療剤(一般名:プロプラノロール塩酸塩)の製造販売承認を申請した。乳児血管腫を適応症とする国内初の治療薬。【マルホ】国内初の乳児血管腫治療剤申請 薬事日報ウェブサイト

マルホだから塗り薬かと思いきや、シロップ剤らしい。
インデラルには不整脈に対して小児適応もありますが、内服薬には錠剤しかないので、錠剤を粉砕して使っている次第であります。
シロップ剤には、血管腫の適応しか無いでしょうけど、不整脈に対しても使ってきそうな気がする。

乳児血管腫とは?

そもそも乳児血管腫とは何か?
苺状血管腫とも呼ぶらしい。

苺状血管腫とは、生後間もなく発症する苺状に膨らんだ鮮明な赤あざです。毛細血管の増殖によるもので、特に顔面に現れやすい症状です。日本では赤ちゃんの0.8~1割の頻度で発生しています。苺状血管腫(いちごじょうけっかんしゅ)

赤いアザのある子はたまに見かけます。

ステロイドによる治療が行われるようですが、乳児期にステロイドを使うなら、βブロッカーのプロプラノロールのほうが安心な気もする。
場所にもよるでしょうけど、ほとんどはこれといった症状も無いので、自然退縮するのであれば経過観察でもよさそう。
しかし画像をググると、広範囲にわたるものもあり、視力などに影響を及ぼすものもあるようなので、積極的な治療を要する場合もありそうだ。

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