2018年12月9日更新.3,338記事.5,761,212文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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イソジンとアズノールの違いは?

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イソジンとアズノールの違いは?

うがい薬でよく使用されているイソジンガーグルアズノールうがい液

イソジンは殺菌消毒薬で、アズノールは抗炎症薬。

殺菌消毒用の薬は、「風邪の予防」や「口内炎の治療」などが謳われている。主成分はポビドンヨード、塩化セチルピリジニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、塩化ベンゼトニウムなど。のどや口腔内に付着した細菌を殺菌する効果があり、口臭除去にも有効である、とされる。だが、上述したように、調査の結果では、ヨード液うがいをした場合はうがいをしない場合に比べ、発症は12%の低下にとどまり、統計学的に意味のある抑制効果は認められなかった。

鎮痛・消炎用のうがい薬は、アズレンスルフォン酸ナトリウム、グリチルリチン酸ジカリウム、塩化リゾチームなどが主成分で、「細菌の付着などで損傷を受けたのどや口腔内の粘膜の炎症を鎮める作用がある」などと謳われている。うがい – Wikipedia

風邪の予防にはイソジン。
口臭除去にもイソジン。
口内炎にはどちらでも効く。
風邪をひいている最中であればアズノールのほうが良いのかな。

ヨードの臭いが嫌いという人もいる。
アズノールのほうがカミツレ(カモミール)由来のアズレンスルホン酸ナトリウムが主成分ということもあって、爽快感がある。

イソジンは自然に優しい消毒剤?

医療機関や医科学的研究機関などの排水は、多くの場合、活性汚泥法などの生物学的処理によって浄化されます。

ところが、排水に含まれる消毒剤が浄化微生物作用を阻害すると、この消毒剤が分解されずに河川等に放流され、自然浄化作用等に悪影響を及ぼす恐れがあります。

消毒剤は、病原微生物を効果的に殺滅する一方で、活性汚泥微生物に悪影響を与えないことが要求されます。

そこで、各種の消毒剤について活性汚泥微生物の酸素消費(呼吸)量を調べ、呼吸活性阻害の程度を検討した結果、イソジン(ポピドンヨード液)は活性汚泥に悪影響を与えないことが認められました。

アポロ11号をイソジンで消毒?

1969年夏、アポロ11号が人類初の月着陸から帰還し太平洋に着水した時、当時のアメリカ航空宇宙局(NASA)は地球外の未知の世界から運んできたかもしれない病原体に対してポピドンヨードが有効で、また海洋への汚染の心配が少ないと考えて、その船体にポピドンヨードの消毒剤を注ぎました。

イソジン

速効力と広い抗微生物スペクトルをもつ生体消毒薬。

十分な消毒効果を得るには、数分間の接触時間が必要である。

有機物の存在で不活化されやすい。

粘膜や新生児の皮膚などからよく吸収されるため長時間または広範囲、高頻度の使用で、甲状腺代謝異常などの副作用が現れることがある。

溶液の状態で長時間にわたる皮膚接触では、接触皮膚炎や化学熱傷を起こすことがある。

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