2018年9月18日更新.3,327記事.5,528,363文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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レジメンとプロトコールの違いは?

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レジメンとプロトコール

がんの薬物療法を安全に行うのに役立つのが「レジメン」。
薬の種類や量、方法などを時系列で示した治療計画書で、過剰投与や重複投与による医療事故を防ぐだけでなく、治療の標準化や業務の効率化にもつながるが、まだ十分に活用されていないのが現状という。

レジメンは抗がん剤の投与計画を示す臨床試験の「プロトコール」と異なり、制吐剤や輸液も含めた全体計画書といえる。
医師がコンピューターで、登録されたレジメンから1つを選択。すると画面右に細かい投薬スケジュール、下には患者の身長、体重から自動的に算出された投与の標準量と上限量が表示される。レジメンにない抗がん剤や上限を超える量は入力できない。

患者に合った計画ができると、薬剤師が監査して調製、医師か看護師が患者に投与する。基本が守られれば投薬ミスが避けられ、強い効果と副作用を併せ持つ抗がん剤の適正使用にもつながる。

抗がん剤の処方はバカでもできる?

フールプルーフ。

直訳すると「まちがえようがないほど簡単」。

「バカよけ」「ポカよけ」とも。

医療界のセフティマネジメントは他業種に比較し非常にたち遅れていると考えられています。

「人は誰でも間違える」という視点に立ち、安全工学や航空機業界では「フールプルーフ」の概念を積極的に取り入れています。

「フールプルーフ」は、つまり「愚行に対しても安全対策を講じる(講じてある)」という意味です。

抗がん剤の取り扱いにおいてもこの考え方が必要です。

このような対策の例として、抗がん剤のオーダをレジメンからの入力に限定するシステムがあります。

「フールプルーフ」とよく似た概念として「フェイル・セーフ」があります。

失敗しても安全な対策をとっておくことです。

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