2019年2月19日更新.3,370記事.5,917,338文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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カリメートとケイキサレートの違いは?

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カリメートとケイキサレート

カリメートはポリスチレンスルホン酸カルシウム。

ケイキサレートはポリスチレンスルホン酸ナトリウム。

どっちも陽イオン交換樹脂だけど、CaがくっついているかNaがくっついているかの違い。

この2者との違いはK吸着時に放出されるイオンの違いがある。アーガメイトゼリー、カリメートはCaイオンが放出されるのに対してケイキサレートはNaイオンが放出される。

この機序の違いが何を生むのか?

ふつうカリウム吸着剤は便秘の副作用があるのだが、このケイキサレートはNaを放出するために、Naイオンが塩類下剤のような働きをし、浸透圧により便に水分を含ませ、軟便化を引き起こす。

なんと、ケイキサレートの副作用は下痢なのだ。ケイキサレート ドライシロップ|ばるとろまいの薬コラム

確かに添付文書を読むと、ケイキサレートには下痢の副作用がある。

便秘に悩まされる透析患者にとってはケイキサレートのほうがいいのかも。

余計なカルシウム摂取もないほうがいいのかな。
でも、ナトリウム摂取したら血圧上がりそうな気も。

ケイキサレートのナトリウム含有量は1gあたり約100mg、30gだと3000mg。
ナトリウム400mgが食塩約1gに相当するので、ケイキサレートのナトリウム含有量は食塩7g分となる。

これだけ聞くと、なんかとっても血圧が心配になってきますが、ケイキサレートのナトリウムが全てカリウムと交換されるわけでもないし、ポリスチレンスルホン酸はナトリウムやカリウムだけじゃなくて、カルシウムや銅や亜鉛やマグネシウムなどの元素ともくっつくわけだから。。。って考えると微量元素の吸収とかも心配になってきた。

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ロコアテープとモーラステープの使用法で誤りは?

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薬剤師

ロコアテープ®とモーラステープ®の使用法について誤った組合せはどれか。
1. NSAIDs服用患者にエスフルルビプロフェンテープ剤(ロコアテープ®)1日2枚を患部に貼付
2. NSAIDs服用患者にケトプロフェンテープ剤(モーラステープ®)1日2枚を患部に貼付
3. 抗菌薬のノルフロキサシン(バクシダール®)服用患者にエスフルルビプロフェンテープ剤(ロコアテープ®)を処方
4. 抗菌薬のノルフロキサシン(バクシダール®)服用患者にケトプロフェンテープ剤(モーラステープ®)を処方
5. 光線過敏症の患者にエスフルルビプロフェンテープ剤(ロコアテープ®)を処方
6. 光線過敏症の患者にケトプロフェンテープ剤(モーラステープ®)を処方

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