更新日:2016年12月21日.全記事数:3,117件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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クレアチニンクリアランスがどのくらいになったら透析導入?


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透析を始める時期

「クレアチニン値がどのくらいになったら透析になりますか?」と聞かれて困る私です。

透析を始める時期-透析導入の基準

例えば、症状がなく日常生活に支障がなければ、血清クレアチニン値が15mg/dl前後であっても透析せず、外来通院されている患者さんがいらっしゃいます。一方、血清クレアチニン値が5mg/dl前後であっても、肺うっ血による呼吸困難といった心不全症状のため透析導入が必要となった患者さんもいらっしゃいます。また、症状がなくても急変し、肺うっ血、高カリウム血症、代謝性アシドーシスのために緊急透析を必要とすることがあります。この点で、早すぎず、そして安全な透析導入の時期の見極めが必要となります。

個人差はあるのだろうけど。

透析してる患者さんの血清クレアチニン値はよくても3mg/dl。
クレチニンクリアランスは30mL/min以下にはなってるんだろう。

血清クレアチニン

血清クレアチニン値(正常値:0.5~1.2mg/dL)

腎機能低下の指標として一般に使われる。クレアチニンは筋肉から血液中に出て腎臓から尿に排泄される。腎臓の機能が低下すると、血中のクレアチニンの濃度が高くなる。ただし、筋肉量が多い人ではもともと濃度が高く、筋肉の少ない人は低くなる。

クレアチニンクリアランス

クレアチニン・クリアランス(腎機能検査)

腎機能を評価するための重要な指標となる検査。血液中のクレアチニンと尿中のクレアチニンの濃度を測り、腎臓がクレアチニンを含む血液を1分間にどれくらい濾過できるかを計算する。正常なら、1分間に約100ミリリットルの血液を処理できる(100mL/min)。一定時間内に出る尿をすべてためておき、その一部を検査するという方法で行う。

腎不全の進行

2. 腎不全とは[透析と移植について]

第1期
  腎機能の低下(予備能の低下)
  腎機能(濾過能力)が70~50%に低下。
  腎臓の予備能力で働きは維持され、特に症状は出ない。
第2期
  腎機能の障害
  腎機能は50~30%に低下。
  血清クレアチニン値が正常の範囲を超えて2mg/dL以上になる。
  人によって症状が出てくる。
第3期
  腎不全
  腎臓の機能が30%~10%に低下した段階。
  血清クレアチニン値は3mg/dL以上になる。
  腎不全の症状が出る。
  薬での治療、食事療法を行う。
第4期
  末期腎不全
  腎臓機能が10%以下に低下した段階。
  血清クレアチニン値は8mg/dL以上。
  この段階では尿がほとんど出なくなるので尿毒症が起き、各種の重大な症状を起こして命に関わる。
  透析か腎臓移植が必要になる。

腎機能が半分以下、3割くらいにならないと腎不全の症状は出てこない。

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